ディズニー・ラブストーリーの名作を実写映画化した『シンデレラ』(4月25日公開)のワールドプレミアが現地時間1日、アメリカ・ロサンゼルスのエル・キャピタン・シアターにて行われ、シンデレラを演じた女優リリー・ジェームズやアカデミー賞女優ケイト・ブランシェットらキャストが集結した。

左からケネス・ブラナー監督、ケイト・ブランシェット、ホリデイ・グレイン ジャー、リリー・ジェームズ、ソフィー・マクシェラ、リチャード・マッデン

ハリウッド大通りには、ディズニー作品史上最長となる200mのレッドカーペットが敷かれ、ゴールドを基調とした装飾と豪華なシャンデリアで会場は華やかな雰囲気に包まれた。さらに、遊び心あふれる演出として大道芸人がサプライズ登場。あいにくのどしゃ降りにも関わらず、各国からマスコミ約80人が詰めかけ、多くのファンとともに会場は盛り上がりを見せた。

イベントは、盛大なファンファーレとともにスタート。主役シンデレラを演じたリリー・ジェームズ、継母役を演じたアカデミー賞女優ケイト・ブランシェット、王子役のリチャード・マッデン、そして、メガホンをとったケネス・ブラナー監督らスタッフ・キャスト陣が登場した。

華やかなシルバーのドレスに身を包んだシンデレラ役のリリーは「シンデレラを演じたことは、想像以上の経験でした。そして、ここにいることがとてもうれしい」と喜びを語り、「日本の皆さん、こんにちは。心から愛を贈ります!」と日本のファンへメッセージ。王子役のリチャードは「トランペットに、シャンデリア。本当に想像以上だよ」と会場の雰囲気に圧倒されている様子だった。

そして、継母役のケイトは「悲しみもあるけど、同情や優しさがある作品だから、すべての年齢層に受けいれられる作品」と本作の魅力を伝え、監督は「12時の鐘が鳴り響いた時に、舞踏会を去るシンデレラの姿を観客のみんなはドキドキしながら見てほしい。そして文字通り、全世界の人々をこの舞踏会に招待したいんだ」と見どころを熱く語った。

また、本作と同時上映が決定している短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』の監督、クリス・バックとジェニファー・リーも駆けつけ、『シンデレラ』がディズニー作品で一番初めに見た作品だというジェニファー・リーは、「『シンデレラ』は子供のころから好きな作品でしたし、それがこんなに美しい形で実写化されて、そこに『アナと雪の女王』のキャラクターたちが帰ってくるのよ! 私にとっては、新たな夢の実現になりました」と大興奮していた。

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