日本スーパーマーケット協会、新日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会の3団体は20日、2015年1月のスーパーマーケット販売統計調査(速報)を発表した。それによると、全国食品スーパーの売上高は既存店ベースで前年同月比1.5%増の7,847億7,832万円となり、9カ月連続で前年を上回った。
全店ベースの総売上高は前年同月比3.3%増の8,103億4,321万円で、同じく9カ月連続の増加。店舗平均月商は1億980万円となった。
品目別に見ると、既存店ベースでは、畜産が前年同月比5.5%増、惣菜が同4.9%増、水産が同3.3%増、日配が同2.0%増、一般食品が同0.4%増、青果が同0.3%増。一方、非食品は同3.3%減などとなった。
地区別に見た場合、既存店ベースでは、関東が前年同月比3.7%増、中部が同1.9%増、中国・四国が同1.2%増、九州・沖縄が同0.4%増。それに対して、北海道・東北は同0.9%減、近畿は横ばいとなった。
併せて発表した2月(2015年1月実績)のスーパーマーケット景気動向調査によると、1月の景気判断DIの現状判断は前月比0.5ポイント上昇の46.8、見通し判断は同1.0ポイント上昇の43.5と、ともに2カ月連続で上昇した。