ジャストシステムは、子どもがいる20代~40代の女性560名を対象に「母親の就労に関するアンケート」を実施した。調査期間は1月28日~30日。
専業主婦を対象に、1年後の就労形態について、現時点での希望を尋ねたところ、47.2%が何らかのかたちで「1年後には就労したい」と考えていることがわかった。
就労形態については、「会社・組織に所属し、時間や曜日限定で就労したい」(32.7%)が最も多く、続いて「会社・組織に所属し、フルタイムで就労」(7.4%)、「会社・組織に所属し、在宅で就労」(2.9%)、「家族や友人知人を手伝って、就労」(2.3%)、「フリーランスで業務を請け負い、就労」(1.3%)、「起業し、経営者として就労」(0.6%)となっている。
1年後に就労したいと回答した人に、新しく仕事に就く上で、心配や不安なことを聞くと、最も多い回答は「自分のスキル・知識」(47.3%)で、2位の「子どもの病気・ケガ」(44.5%)を上回った。3位は「仕事と家事のバランス」(43.8%)だった。
新しく仕事をするうえで利用したいサービスについて尋ねると、「病児・病後児シッター(小学生以上も利用可)」が34.2%で最も多かった。次いで「学校や自宅などへの送迎付き子ども向け教室」(28.1%)、「学校や自宅などへの送迎付き学習塾」(17.1%)となっている。
現在就労中の母親にも、仕事と育児を両立していくうえで利用したいと考えるサービスを尋ねたところ、家事負担を軽減するサービスの利用意欲が高いことが分かった。「家事代行サービス」は就労中の母親の13.3%が利用したいと考えるのに対し、専業主婦は6.2%、「食事の宅配サービス」は就労中の母親は11.6%が利用したいのに対し、専業主婦は9.6%だった。