タレントの武田久美子が、生田斗真主演のTBS系ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』(毎週金曜22:00~22:54)で約20年ぶりに着物姿を披露していることが29日、明らかになった。2月6日放送の第4話からヤクザの姐さん役で出演する。
同ドラマは、生田斗真演じる刑事・龍崎イクオと小栗旬演じるヤクザ・段野竜哉が、幼い頃に目の前で殺された恩師の仇を討つため、事件の真相を知る鍵を握る"金時計の男"を追う警察ミステリー。武田は、竜哉の才能と能力にほれ込み、彼を幹部に取り立てようとする我孫子会会長夫人・我孫子桐乃を演じる。桐乃は、ヤクザの姐さんでありながら、我孫子会の真の権力者で、"金時計の男"につながらう情報を持つ重要人物である。
23年ぶりの連続ドラマ出演となる武田は「もうないことだと思っていましたから、本当に『大変だー!』と思いました(笑)」と告白。「ヤクザの姐さん役は、以前からやってみたかった」と言い、「せっかく私を選んでくださったので、私にしかできない姐さんをやりたい。これまでの、自分の人生にいろんなことがあったので、あまり怖いものがなくなってきて…(笑)。そういう意味では、今この年齢でこの役ができてよかった」と語った。
そして、撮影初日を終えると、「思ったより大きなミスをせず終われました。20年以上ぶりにしてはまあまあやれたかな、と自分に言ってあげようと思います」とコメント。また、約20年ぶりの着物姿について、「姐さんらしいピシッとした素敵な着物を着せていただいて、うれしいですね」と喜んだ。
佐野亜裕美プロデューサーは「昨夏日本に帰国された際にいくつかの番組に出演なさっている武田久美子さんの姿を拝見し、変わらぬ美しさと妖艶さ、そしてある種の異質感を感じ、意を決してオファーしたところ快諾いただきました」と出演の経緯を説明している。
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