経済産業省 資源エネルギー庁が7日に発表した石油価格調査(5日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週(2014年12月22日)より3.9円安い145.2円となり、24週連続で値下がりした。145円台は2012年11月26日(145.5円)以来約2年2カ月ぶり。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.2円拡大した。

都道府県別に見ると、4週連続で全47都道府県にて値下がりした。最も高かったのは高知県の155.0円(前週158.9円)で、以下、鹿児島県の154.3円(同156.5円)、長崎県の153.0円(同157.1円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より4円安い156.0円で、24週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より3.6円安い125.7円で、同じく24週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より61円安い1,650円で、19週連続の値下がりとなった。1,600円台は2012年12月25日(1,692円)以来、約2年1カ月ぶり。