徳川家康公之像(駿府城公園)

静岡県静岡市・浜松市・岡崎市及び静岡県内周辺市町では、2015年1月1日~12月31日の1年間を通じ、官民が協働で推進する「徳川家康公顕彰四百年記念事業」(以下、家康公四百年祭)を展開する。

平成27年(2015)は、徳川家康公没後400年の節目の年にあたる。同県は家康公にとって生涯の半分以上を過ごしたゆかりの深い土地で、さまざまな史跡・逸話等も残っているという。期間中は県内で記念事業を開催し、家康公の功績や遺徳を国内外へ広く発信していくとのこと。

1月17日には、家康公が元服した場所として知られる静岡浅間神社にて、家康公四百年祭オープニングセレモニーを行う。幕式典、鏡開き、アトラクション(稚児舞など)、餅まき大会などを予定している。時間は14:00~15:30頃。

静岡浅間神社

また、企画展「徳川家と浅間神社」(1月3日~2月15日/静岡市文化財資料館)、浅間通り商店街企画「知らなきゃ損だよ!夢門前」(1月17日)も同時開催する。

袋井市の寺院「可睡齋」(かすいさい)では、1月1日~3月15日にかけて、「可睡齋ひなまつり」を初開催する。家康公が名づけたという「可睡齋」の大規模迎賓施設・瑞龍閣(国登録有形文化財)に、日本最大級の規模となる32段・約1,200体の人形が並という。期間中は、吊るし雛、もち飾り、江戸時代の古雛も展示も行う。

雛壇(可睡齋 瑞龍閣)

その他、4月以降も数々の記念イベントを予定しているとのこと。