車で交通事故に巻き込まれてしまったデヴィッド・ベッカム (C)BANG Media International

2013年に現役引退を発表した元サッカー選手デヴィッド・ベッカムが11月29日、英サッカークラブ・アーセナルの練習に参加していた長男のブルックリン・ベッカムを迎えに行った帰りに、車で交通事故に巻き込まれたことが明らかになった。

この日はアーセナルとブライトンの試合も行われ、ブライトンのトーマス・カドマン選手はデヴィッドが巻き込まれた事故を目撃。「今日ブルックリン・ベッカムと試合を行ったことも不思議な気分だったけど、今車の衝突事故が起きたデヴィッド・ベッカムの車の後ろにいるのも不思議な気分だよ」と事故当時にツイートしており、アーセナルのチームメイトであるアーチー・デイヴィスも「たった今デヴィッド・ベッカムが車の衝突事故に遭って、肩を負傷したところを見たよ」と語っている。

さらに別の目撃者は「デヴィッドとブルックリンはラッキーだったと思います。デヴィッドが乗っていた側に車は激突していたので。もしかしたら別の結末が待っていたかもしれないですからね」と語っている。デヴィッドは深く謝罪していたようで、事故後の救助を待つ間に、自身の上着を事故の相手の女性とその娘に手渡していたと言われている。そして、デヴィッドはブルックリンが怪我をしていないか確かめた後、この親子を元気付けていたという。

また、ほかの目撃者がザ・サン紙に「ベッカムは右折しようとしていて、おそらく他の車が来ているのをちゃんと確認していなかったか、思ったよりも早い速度でその車が走っていたようですね。その女性の車はデヴィッドが乗っていた側に激突していました。誰も深刻な怪我していないなんて本当に奇跡ですよ」と当時の状況を語っていた。

デヴィッドに大きな怪我はなく30日夜までには回復したようで、同夜行われたイブニング・スタンダード・シアター・アワードに妻ヴィクトリア・ベッカムをエスコートして登場している。

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