Q.通勤電車で面白い人を見たことはありますか?

毎日毎日、同じ時間に同じ駅から乗る通勤電車。退屈ともいえるこの時間に、ちょっとした笑いをもたらしてくれる面白い人物やハプニングは、誰でも大歓迎ではないだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、通勤電車で見かけた面白い人について報告してもらった。

Q.通勤電車で面白い人を見たことはありますか?

はい 18.7%
いいえ 81.3%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どのような人だったのか教えてください

■お疲れとはいえ
・「きれいな女性だったけど、立ったままで寝ていて電車が揺れても倒れないのでびっくりした」(43歳男性/情報・IT/技術職)
・「吊革につかまりつつ、眠りそうになるとピシッと背筋を伸ばすオジサンがいた」(42歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「足をまっすぐ伸ばして座り、上を向いて寝ていた」(31歳女性/その他/販売職・サービス系)
・「床に寝転んで寝ていた」(30歳男性/電機/技術職)
・「寝言で女性の名前を大声で叫んでいた」(25歳男性/農林・水産/技術職)

■独特のファッション
・「カチッとしたスーツを着ているのに、背負っているのがキャラクターのぬいぐるみ型のリュックだった」(25歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「ヘルメットに日本代表のユニホームを着たおじいさん」(31歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「頭が緑色」(28歳女性/学校・教育関連/販売職・サービス系)
・「コスプレ集団」(43歳男性/建設・土木/営業職)
・「変なロングのづらをかぶったサラリーマン」(31歳女性/不動産/事務系専門職)
・「ふりふりのメイド服を着た太ったおじさんはインパクトがあった」(54歳男性/電機/技術職)

■音楽を追求
・「アニソンが爆音で音漏れしている女性(イヤホンじゃなくてたぶんスピーカーになっていた)」(30歳女性/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「常にビートを刻んでいる人、エアドラム」(32歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「多分クラシックを聴きながら指揮者になりきっていた」(30歳女性/機械・精密機器/事務系専門職)

■時間がないから……
・「満員電車の電車の中で、立ったままフルメイクをする人がいた」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「1人でプレゼンの練習をぼそぼそつぶやいている」(32歳女性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「普通のサラリーマンだと思うが漢字の練習をしていた」(35歳男性/情報・IT/技術職)

■食べ物への執念
・「アツアツの肉まんをハフハフしながら食べていた人」(36歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「満員電車でヨーグルトを立ち食いしていた」(31歳女性/情報・IT/技術職)
・「プチシュークリームを電車の中でバラまいて、車内に転がって慌てていた人」(31歳女性/金融・証券/販売職・サービス系)

■満員電車にて
・「満員電車で堂々と成人向け動画を観ているおっさん」(34歳男性/通信/事務系専門職)
・「新聞をスマホぐらいに小さく折りたたんで読んでいた……それならスマホの電子版で読めと思う」(35歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「ぎゅうぎゅうの電車の中で片手で必死に携帯ゲームをしようとしていて見てて笑えた」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)

■いつも見るあの人
・「まるでルーチンのように、同じ時間に同じ位置・姿勢で同じ事をやっている人」(34歳男性/金属・鉄鋼・化学/その他)
・「毎朝同じものを飲んでいる」(31歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「髪が毎日ぬれている」(31歳女性/その他/事務系専門職)
・「女装した男の人、毎週決まった曜日に乗ってくる」(24歳女性/医療・福祉/専門職)
・「始発の電車の毎日、口を開けながら寝ているおばあちゃん」(23歳男性/運輸・倉庫/営業職)

■その他、こんなハプニングも
・「全く同じ格好をしている双子のOL」(37歳男性/通信/技術職)
・「大きなゴミ袋を持って乗り込んできたおじさんがいたのだが、よく見ると上の方にカブトムシがのっていた」(26歳男性/情報・IT/技術職)
・「額に米粒をつけたおじさんがいた」(23歳女性/その他/事務系専門職)

■総評
18.7%の人が出会った通勤電車で見た面白い人たち。笑えるエピソードの数々を見ていこう。

まずは、「寝ている人」に関するもの。立ったまま寝ている、上を向いて口を開けて寝ているなど、よくあるお疲れの様子が報告された。中には「床に寝転んで寝ていた」「寝言で女性の名前を大声で叫んだ」という珍しいケースも。その場に居合わせた人たちは、そっと見て見ぬふりをしながら、心の中で苦笑していたに違いない。

奇抜なファッションで車内の注目を独り占めしていた人もいるようだ。スーツにぬいぐるみリュック、ロン毛カツラのサラリーマン、メイド服のおじさんなど、聞いただけでギョッとするようなケースもあった。ゴスロリの服を着た男性など、女装に関する報告も非常に多かった。女装もかなり市民権を得てきているとはいえ、やはり目の当たりにすると驚いてしまうようだ。

電車ならでは、音楽の音漏れに関する報告も多数寄せられた。スピーカーになっていることに気づかず大音響でアニソンを周囲に流してしまっていた……なんて恥ずかしい失敗は、まあありがちだが、指揮者になり切っている人、エアドラマーなど、大きく身体を動かすパターンは驚きだ。

通勤電車の中で、食事やメイク・勉強などをしてしまいたい、という欲求はよく分かる。が、周囲からは「変な人」という目で見られているようなので気をつけたい。「立ったままフルメイクをする」「ヨーグルト立ち食い」「ブツブツとプレゼンの練習」といった目撃談も寄せられた。ギュウギュウの満員電車にも関わらず、携帯ゲームや成人向け動画を見ている人も、周りの人たちはこっそり注目しているぞ。

その他、額に米粒をつけているおじさん、同じ格好をしている双子のOL、毎日髪が濡れたまま電車に乗る人など、さまざまな証言が集まった。退屈な通勤電車、たまにはこんな楽しみもありかもしれない。

調査時期: 2014年9月26日~9月27日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性144名 女性156名 合計300名
調査方法: インターネットログイン式アンケート