大ヒット作『モンスターズ・ユニバーシティ』の公開から2年ぶりとなるディズニー/ピクサー最新作『インサイド・ヘッド』(原題:Inside Out)が、2015年7月18日に全国公開されることがこのほど、明らかになった。

左からアンガー(怒り)、ディスガスト(嫌悪)、ジョイ(喜び)、フィアー(恐れ)、サッド(悲しみ)

『トイ・ストーリー』ではおもちゃの世界、『モンスターズ・インク』ではモンスターの世界、『ファインディング・ニモ』では海の中の世界と、ユニークな世界感を表現してきたディズニー/ピクサーが、最新作で描くのは"人間の頭の中"の世界。主人公は、11歳の少女ライリーではなく、彼女の頭の中にある"5つの感情"、ジョイ(喜び)、アンガー(怒り)、ディスガスト(嫌悪)、フィアー(恐れ)、サッド(悲しみ)となっている。

本作の"世界"となる、とても明るく幸せに育った少女ライリーは、父親の仕事の都合で、今まで育った田舎から、都会のサンフランシスコに引っ越すことになる。ライリーが新しい生活に慣れようとする中、"感情=キャラクター"たちは、それぞれ彼女の幸せを守ろうとぶつかり合う。そして、彼らの行動はライリー自身の感情となり、大事件を巻き起こすことになる。

メガホンをとったピート・ドクター監督は、『カールじいさんの空飛ぶ家』でアカデミー賞を受賞。また、監督デビュー作となった『モンスターズ・インク』や、『トイ・ストーリー』のキャラクター開発、『ウォーリー』の脚本原案&製作総指揮など、数々の感動作を手掛けてきた。本作は、彼が12歳の娘の成長を見守る中で見つけた心の変化に着眼点を得て考えられた作品で、「誰しもが経験したストーリーだから興味を持ってもらえると思うよ」と自信を見せている。

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