新音楽レーベル「SLENDERIE RECORD」設立記者会見が18日、都内で行われ、藤井隆、椿鬼奴、レイザーラモンRG、宇多丸、西寺郷太らが出席した。

左からレイザーラモンRG、藤井隆、椿鬼奴

2000年にリリースした1stシングル「ナンダカンダ」以降、これまで9枚ものシングルを発表して音楽活動も行ってきた藤井隆が、新レーベル「SLENDERIE RECORD」を立ち上げた。同レーベル第1弾として、藤井をはじめ椿鬼奴、レイザーラモンRGからなる音楽ユニット"Like A Record round!round!round!Japan"より、"KOJI200"名義でリリースした今田耕司の『ナウロマンティック』をカバー。会見が行われたこの日から音楽聴き放題アプリ"kkbox"で配信をスタート。同ユニットは「ナウロマンティック」に続き、今秋オリジナル楽曲2曲のリリースを予定している。また、同レーベルから年内にデビュー予定のMystery Womanが記者会見で歌声を披露した。

藤井は「音楽を通して何かをできないかという願いを込めて立ち上げることになりました。考えていたのは1年以上前ですが、このように形になってみなさんの前で発表できる日を迎えられて心よりうれしく思っています。私はもちろん、吉本の芸人さんや所属関係なく私とスタッフが興味を持った方々と一緒に音楽で新しいことをできればと考えております」とあいさつ。その藤井と新ユニットを結成した椿鬼奴は「ずっとフリーでやらせてもらっていたので、新しいレーベルに入居させてもらってうれしいです」と笑顔を見せ、レイザーラモンRGはクイーンの『We Are the Champions』に乗せて同レーベル"あるある"を披露して報道陣を笑わせた。

また、レーベル名について藤井は「細く長く続けていきたいと思い、名前に思いを込めました」と説明し、永続的に同レーベルを通して音楽活動をしていくと強調。最後に"鏡開き"ならぬ小槌で"シャンパン割り"を行い、同レーベルの新たな船出を祝った。