阪急交通社は、500系新幹線による団体専用列車で行く「山陽新幹線博多開業40周年・新幹線ふれあいデー」見学ツアーを実施する。10月19日に博多総合車両所で開かれる同イベントが見学できるほか、往路の新幹線車内でもイベントが楽しめるという。
「山陽新幹線博多開業40周年・新幹線ふれあいデー」はJR西日本の主催。N700系、700系、ドクターイエロー(新幹線電気軌道総合試験車)、WIN350(高速試験車両)などの人気車両展示、車両ジャッキアップ、救援連結器の取扱い模擬実演、パンタグラフ・ドア開閉の動作体験、保守用車展示、新幹線パネル展、カンセンジャーショーなどを行う。山陽新幹線博多開業40周年記念特別企画として、めったに姿を見ることができない「ドクターイエロー」の車内見学も実施(事前応募制)する。
見学ツアーでは、500系新幹線を新大阪駅から博多総合車両所まで直通運転。車内では山陽新幹線公式キャラクター「カンセンジャー」とのふれあいイベントを実施するほか、記念品(記念乗車証と缶バッジ)と当日限定のカンセンジャーオリジナル弁当を参加者全員に手渡す。同列車は11時24分に博多総合車両所へ到着。ツアー参加者の特典として、博多総合車両所にて新幹線の運転台見学ができるという。
復路は、博多駅18時9分発「のぞみ60号」・18時29分発「のぞみ62号」・18時55分発「のぞみ64号」のいずれかの新幹線での帰着となる。「新幹線ふれあいデー」は16時で終了のため、新幹線の時間までは福岡市内散策などの自由行動となる。
このツアーは、「500系新幹線に乗ってカンセンジャーと新幹線の博多車両基地を見に行こう!」の商品名で発売され、旅行代金は1万9,800~2万800円(新大阪駅発着の場合)。阪急交通社ウェブサイトから申し込める。