"シロイルカ"のようなカラー・シルエットで、A380やA350 XWBなどエアバス機のパーツを各地に送り届けているエアバス社の大型輸送機A300-600ST「ベルーガ」が、9月13日に20周年を迎えた。

ベルーガはエアバスの旅客機A300-600Rがベース。乗員は機長と副操縦士、航空機関士で、1994年9月13日に初飛行を果たした。1995年からは、全5機がエアバスの子会社「AIRBUS Transport International(ATI)」によって運航されている。

なお現在では、欧州11カ所の工場間を1週間に60回以上飛行。長さ56m・高さ17mの機体には貨物室の空間を1400立法メートル・積載量47トン確保し、航続可能距離は1,660kmとなっている。