オウチーノが運営するオウチーノ総研はこのほど、「『寝室』に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は20歳~69歳の既婚男女を対象として12日~18日に実施。830名の回答を得た。

非円満夫婦の半数以上は別々の部屋で寝ている

77.9%が「夫婦円満」と回答

「あなたと旦那様/奥様との夫婦仲は円満か」を聞いたところ、43.4%が「円満」、34.5%が「どちらかと言えば円満」と答え、円満夫婦は77.9%となった。「円満」「どちらかと言えば円満」と回答した割合を年代別にみると、20代が86.1%、30代が74.1%、40代が80.1%、50代が71.7%、60代が77.1%となり、特に20代の円満度が高かった。

円満夫婦の同寝室率は80.9%

次に「あなたは、旦那様/奥様と同じ寝室で寝ているか」を聞いたところ、「同じ寝室で、ベッドや布団も一緒」が32.4%、「同じ寝室だが、ベッドや布団は別」が40.1%、「同じ家の、別々の寝室」が22.7%、「その他」が4.8%となり、72.5%の夫婦が同じ寝室で寝ていた。

年代別にみると、同じ寝室で寝ている割合は20代が86.8%、30代が81.9%、40代が70.5%、50代が61.4%、60代が62.0%だった。20代の同寝室率が最も高く、50代までは年代が上がるごとに低下していた。子供の有無でみてみると、「子供がいない夫婦」は同寝室率が82.2%であるのに対し、「子供がいる夫婦」は69.3%だった。

ここで、夫婦仲が「円満」「どちらかと言えば円満」と回答した人と、「どちらとも言えない」「どちらかと言えば円満でない」「円満でない」と回答した人に分けて結果をみたところ、夫婦仲が「円満」「どちらかと言えば円満」と回答した人は、「同じ寝室で、ベッドや布団も一緒」が37.8%、「同じ寝室だが、ベッドや布団は別」が43.1%だった。対して「どちらとも言えない」「どちらかと言えば円満でない」「円満でない」と回答した人は、「同じ寝室で、ベッドや布団も一緒」が13.6%、「同じ寝室だが、ベッドや布団は別」が 29.9%となり、円満夫婦の同寝室率が80.9%であるのに対し、非円満夫婦は43.5%に止まっていた。

円満夫婦の半数以上が「夫婦一緒に寝る方がいい」

夫婦仲の良し悪しで、寝室に関する意見は大きく変わる

最後に、「夫婦円満のためには、寝室は夫婦同室/別室どちらがいいと思うか」を聞いたところ、夫婦仲が「円満」「どちらかと言えば円満」と回答した人は、54.0%が「同室の方が良いと思う」と回答し、「別室の方が良いと思う」は5.3%、「特に関係ない」は40.7%だった。

一方、夫婦仲が「どちらとも言えない」「どちらかと言えば円満でない」「円満でない」と回答した人は、「同室の方が良いと思う」が25.0%、「別室の方が良いと思う」は14.7%、「特に関係ない」は 60.3%だった。

円満夫婦が同寝室を推奨する理由については、「寝る前に会話などをしてコミュニケーションがとれるから」「お互いの健康管理にも良いと思うから」「安心感があるから」「一緒に寝ることで親密になれるから」などがあがった。