2014年4月より放送されたTVアニメ『悪魔のリドル』。そのエンディングテーマを集めたEDテーマアルバム「黒組曲・急」の発売を記念したイベントが2014年7月19日に虎ノ門・ポニーキャニオン本社1階 イベントスペースにて開催された。

浅倉杏美(左)と南條愛乃(右)

TVアニメ『悪魔のリドル』のエンディングテーマは1話ごとに異なるキャラクターが担当しているが、7月9日にリリースされた「黒組曲・急」は9話~11話までのEDテーマおよび全員曲「仰げば尊し」を収録。発売記念イベント「10年黒組臨時授業」は全12回の予定で、7月19日に行われた9限目および10限目には、「黒組曲・急」に担当EDテーマが収録されているキャスト陣の中から、犬飼伊介役の浅倉杏美と走り鳰役の南條愛乃が登場した。

■「10年黒組臨時授業」9限目
司会のリドル君に呼びこまれ、客席からの大歓声を受けてステージに登場した浅倉と南條は、まずはそれぞれが歌ったEDテーマについてのトークを展開。「『QUEEN』みたいなタイトルになると思っていたら『天使のスマイル』だったので意外な感じがした」という浅倉に対し、南條は「歌詞がシリアスだったので、鳰っぽさと曲の雰囲気のどちらに寄せるのか、その匙加減で苦労した」という印象を語った。また、「黒組曲・急」に収録されている全員曲「仰げば尊し」については、一発録りでレコーディングの際にはCDに入ると思っていなかったため、ふざけずにちゃんと歌っておいてよかったと声を揃える2人だった。

来場者からのアンケートをもとにしたトークコーナー「10年黒組目安箱」では、学生時代の思い出や印象に残っているシーンについてのトークのほか、「誰と同室になりたいですか?」という質問に対しては、「一人がいいなあ……」と苦笑いしつつも、キャスト陣なら大部屋がいいと回答する。なお、キャラクターでは「しえな」(南條)、「個人的な趣味なら千足さん」。なお、"怖い"という理由で「最悪、真昼ちゃんと乙哉さんとじゃなければいいかな……」と語る浅倉に対して、「それで言ったら伊介さんも怖いよね?」(南條)。

「黒組危機一発」(いわゆる「黒ひげ危機一発」)のコーナーでは、開始早々に南條が黒ひげを飛ばし、罰ゲームである「セクシー殺し文句」を披露。続く2回戦は長期戦となったが、今度は浅倉が飛ばし、同じく「セクシー殺し文句」を披露した。

初戦は開始早々に南條が敗北

長期戦を制し、思わずガッツポーズ

■「10年黒組臨時授業」10限目
続く10限目もまずはEDテーマについてトーク。曲のタイトルから、「伊介は"天使"かなっていう疑問もありますけど……」という浅倉に対し、南條が「天使です」と即答。「言い切ったもん勝ちですね(笑)」(浅倉)。また、浅倉は自曲について「イメージより可愛らしい予想もありますが、上から目線のところがあって伊介らしい」と言及。一方、南條は歌詞について「普段おちゃらけているからこその本心が垣間見えてちょっと切なくなる」と話した。

また、8月24日に行われるイベント「黒組PARTY!」についてのトークで、どんな衣装を着るのかが話題になった際、ポスターを見ながらキャラクターと同じ衣装という話になり、客席から「おおっ」と歓声があがると、「これ服じゃない」と即座に拒絶する浅倉だった。

「10年黒組目安箱」で、演じているキャラクターとの共通点を聞かれ、浅倉は「家族思いのところ」と回答し、「浅倉家LINE」として家族全員でLINEをやっているというエピソードを披露した。それに対して南條は「身長かな?」と回答。性格については「鳰はおちゃらけているけど、腹の中では何を考えているかわからない……似ているかな(笑)」。なお、それぞれの好きなセリフは、「三下っす」(南條)、「いらなーい、ダサい」(浅倉)。

「黒組危機一発」では、9限目の勝負で黒ひげを飛ばした黄色の剣を避けていた南條だったが、黄色しか残っておらず、しぶしぶそれを刺すと、まさかの敗北。罰ゲームは、浅倉の「すっごいすごい可愛い南ちゃんが見たい」というリクエストに応えて、「ものすごく可愛い殺し文句」を披露した。そして続く2戦目も南條が敗北。今度は「罵倒殺し文句」でコーナーを締めくくった。

10限目は浅倉が連勝

(C)高河ゆん・南方純/KADOKAWA刊/「悪魔のリドル」製作委員