歌手で俳優の福山雅治が、映画『るろうに剣心 伝説の最期編』(9月13日公開)で、主人公・緋村剣心(佐藤健)の師匠・比古清十郎を演じていることが、明らかになった。
シリーズ第2弾となる本作は、原作漫画『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』でも人気の高かった「京都編」をベースに前編(京都大火編)と後編(伝説の最期編)の2部作で描かれる。今月1日から公開された「京都大火編」は、公開17日間で興行収入30億円を突破。福山の出演はすでに発表されていたが、前編ではエンドロールにその名はなく、役柄も謎のままだった。
福山が演じる比古清十郎は、天涯孤独となった幼い剣心に、飛天御剣流を教え、生きる道を説いた人物。これまでにない激しいアクションシーンにも挑み、「剣術の達人である剣心よりもさらに強い師匠」という大役を務めている。「比古役は福山さん以外考えられないくらいぴったり」という佐藤。同事務所の先輩・後輩という間柄でもある2人が、劇中でどのような演技を見せるのか注目が集まる。
このほど公開された後編のポスタービジュアルには、その福山をはじめ、傷を負いながら遠くを見つめる剣心、幼少の頃に受けた虐待が原因で喜怒哀楽の"楽"以外の感情を封印した瀬田宗次郎(神木隆之介)が感情をあらわにするシーンなど、志々雄真実(藤原竜也)を軸とする戦いの先に見出した"未来"を表現している。宣伝プロデューサー・木村徳永氏は「それぞれのキャラクターが戦いの先に何を見て、何を感じたのか? というコンセプトのもと、本作を見て強く感じた"ドラマ性"を表現しました」と語っている。