歌手のレディー・ガガが13日、千葉・QVCマリンフィールドで「ArtRave:The ARTPOP Ball」ツアーの日本公演初日を行い、3万5,000人のファンを魅了した。
2年3カ月ぶりの来日公演とあって、開演前から会場は興奮に包まれ、ガガのファッションをまねしたリトルモンスター(ガガのファン)の姿も。待ち構えていたファンは、ガガが登場すると大歓声で迎え、何度も「東京!」と連呼し観客と会話するガガに、歓声と拍手で応えた。また、ステージの下に降りて観客から日本の国旗をもらったり、ジェイソンマスクをもらって顔につけたりと、お茶目な一面も見せた。
そして、「ジャストダンス」「ポーカーフェイス」など大ヒット曲を披露し、会場の熱気が最高潮に達すると突然、ステージ上でウィッグを外し、トップスを脱ぎ捨て、生着替えを行ったガガ。アルバム『アートポップ』のジャケット写真で印象的だった青い水晶をおなかの前に付けた衣装や、ウエディングドレスを彷彿させる白い衣装など全7衣装で魅了した。
ガガはMCで「日本、トウキョウ、大好きよ! ここに来ることが本当に本当に大好きなの! ホームだと思ってるわ!」と日本愛を語り、「私は1人じゃない、皆がいるからよ! 私のコンサートに来てくれてありがとう」とファンに感謝。そして、最新アルバム『アートポップ』からの「アプローズ」など全19曲を披露した。
今回のツアー「ArtRave:The ARTPOP Ball」は、3月28日~11月10日に23カ国63カ所で開催し、日本公演は8月13日・14日の2日間、千葉・QVCマリンフィールドで実施。14日は、前座としてアイドルグループのももいろクローバーZが出演する。