女優・土屋太鳳が主演を務める映画『人狼ゲーム ビーストサイド』(8月30日公開)の予告映像が8日、公開された。
2度目の殺戮ゲームに参加することになる樺山由佳(土屋太鳳)。強制的に参加させられたことに絶望しているかと思いきや…待ち望んでいた非日常がようやく訪れたことに興奮を覚えていた。参加者は10人の高校生。それぞれには「人狼ゲーム」のカードが1人1枚ずつ配られ、「村人」が4人、「人狼」が2人、互いが村人と分かる「共有者」が2人、人狼から村人を守ることができる「用心棒」が1人、1ターンごとに1人のプレイヤーの正体を知ることができる「預言者」が1人。命をかけて騙し合う「人狼ゲーム」がスタートする。
現在、NHK連続テレビ小説『花子とアン』で花子の妹・ももを演じ、来春の『まれ』にもヒロインに抜てきされるなど、注目を集めている19歳の女優・土屋太鳳。主演を務めた本作では、これまでの清楚なイメージとはかけ離れた殺人鬼・樺山由佳を熱演する。作品の世界観に戸惑い、「人狼ゲームそのものだと分かっていても心は折れそうになるし、もうやめようとも思いました」と悩みながらの撮影だったという土屋。今回公開された約1分半の予告映像では、そんな土屋の鬼気迫る演技を垣間見ることができる。
冒頭から「人狼ゲーム」のルール説明と並行して、高校生たちの精神が徐々に崩壊していく様が映し出される。多数決で殺害対象者を選ぶシーンでは、土屋演じる由佳が大声で「いっせーのー!」と号令。また、"樺山由佳(17)さん あなたは、人狼(じんろう)です"と書かれたカードを手にしていることから、由佳が「人狼」であることが分かり、絶叫しながら拳銃を発砲する場面、「誰か一人殺せば他の人が助かるってことでしょ?」「絶対生き残ってやる」などのセリフが由佳の役柄を理解するヒントとなる。そして、最後は「衝撃の結末を目撃せよ。」というコピーと共に、ノートを見ながら「ごめんね…」と涙を流す由佳のシーンで締めくくられている。
■映画『人狼ゲーム ビーストサイド』のルール
(1).1人につき1枚「村人」「人狼」「預言者」「用心棒」「共有者」の配役が書かれたカードが与えられる。
(2).プレイヤー全員で相談し、多数決の上「人狼」と思われる1人を選び処刑する。
(3).処刑の後、「人狼」は「村人」のうち任意の1人を選び、殺害する。
(4).「預言者」は、1ターンごとに1人のプレイヤーの正体を知ることができる。
(5).新カード「用心棒」は任意の1人を選び、人狼の襲撃から守ることができる。
(6).新カード「共有者」は2枚あり、お互いが村人だと分かっている。
(7).「村人」と「人狼」が同数になったら「人狼」の勝利。
(8)."殺害""処刑"は実際に相手を殺さねばならない。このルールに従わない場合は、全員死亡する。
(C)2014「人狼ゲーム BEAST SIDE」製作委員会