財務省は8日、2014年7月の対外および対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)を発表した。それによると、海外投資家による日本株の投資は2カ月連続の買い越しとなった。買い越し額は6,947億円で、前月の8,615億円から減少した。

中長期債への投資は2カ月ぶりの買い越しで、買い越し額は1兆631億円。短期債への投資も2カ月ぶりの買い越しで、買い越し額は2兆6,729億円となった。

対内証券投資【非居住者による取得・処分】(出典:財務省Webサイト)

国内投資家による海外投資について見ると、株式投資は4カ月連続の買い越しで、買い越し額は4,666億円と2011年8月(6,177億円)以来の高い水準だった。中長期債への投資は3カ月連続の買い越しで、買い越し額は1兆456億円。短期債への投資は4カ月連続の買い越しで、買い越し額は533億円となった。