東京都新宿区でカープ女子たちが広島県を応援! 「究極のガイドブック」配布

広島県などは7月23日、観光プロモーションの一環として、明治神宮野球場周辺で広島県の魅力を詰めたガイドブック「広島県究極のガイドブック VOL.1」のサンプリングイベントを行った。イベントには、広島東洋カープを愛してやまない「カープ女子」が広島県の応援部隊として参加し、1000部あったガイドブックを無事に配布し終えた。

広島県は、7月14日より新たなスローガン「泣ける！広島県 ～泣けるは、感動の、一歩先。～」を設定し、プロモーション展開を開始した。その一例である「広島県究極のガイドブック VOL.1」は、広島県出身のアーティスト「Perfume」を表紙に起用。広島県の食や文化にまつわる情報が凝縮された一冊に仕上がっている。

誌面内容もこだわっている。例えば、グルメ特集では従来までのスローガン「おしい! 広島県」にちなみ、広島県の各所にあるいろいろと「おしいグルメ」を紹介。呉ハイカラ食堂の「日招きの里の海軍カレー」や広島市役所職員食堂の「汁なし坦坦麺」など、地元の名物グルメとその「おしい」理由が記されており、広島県にゆかりがない人が読んでも楽しめる一冊となっている。

初版5万部を発行したところ、全国の配布場所へ同ガイドブックを求める人が殺到。都内でも銀座にある広島県ブランドショップ「TAU」などに無料配布したところ、すぐに品切れとなってしまったという。

そんな人気かつ貴重なガイドブックを、この日はカープ女子が笑顔で道行く人たちに配布。「広島県の『究極のガイドブック』です! これを読んで広島県を好きになってください!」などと呼びかけながら、通行人にガイドブックを手渡していた。

同ガイドブックを受け取った男性は「広島県出身なので頂戴しました。実際にガイドブックが出ているのは知っていたけれど、配布している場所までは知らなかったので、もらえてラッキーでした」と話した。

なお、多大な反響を受けて、広島県は新たに3万8,000部の「広島県究極のガイドブック VOL.1」の増刷を決定。8月中旬にも、ブランドショップ「TAU」をはじめとする各地の配布場所に納品できる予定で、増刷に関する詳細な情報は広島県特設ウェブサイトにて公開していくとのこと。