ライオンは、簡単にゴキブリの存在をチェックできるポイントと、暑い季節のゴキブリ対策について発表した。
ローチスポットをチェック!
ゴキブリの存在のチェックや対策については、ライオンの研究員である、通称"虫博士"の亀崎宏樹氏が紹介している。
同氏によればゴキブリは夜行性のため、昼間は暗く狭い場所に潜んでいるという。隠れ場所の周辺にはゴキブリのフンが付着しており、フンの跡がその場にゴキブリがいた目印となる。
フンの跡を「ローチスポット」といい、家の中では押し入れのダンボールやキッチンの棚、引き出しの中、流しの下などで見つかることがあるという。ローチスポットが見つかった場合、ゴキブリが家の中にいる可能性があるとのこと
3mmの隙間があれば侵入してくる
ゴキブリを駆除するためには、ゴキブリの活動が活発になる夜間に生ゴミやペットフードなどの餌になるものを放置しないことや、ダンボールなどのゴキブリのすみかになるような場所をつくらないことが重要だという。
また、ゴキブリは意外なところからも侵入する。具体的には、チャバネゴキブリの成虫の場合、3mmの隙間があれば侵入できることが同社の実験でわかっているという。
侵入経路としては、居酒屋などの飲食店で椅子の下に置いたカバンや、壁に掛けた上着のポケットなど。また、人や荷物が出入りするところであれば、マンションの高層階であってもゴキブリは出現するため、風を通すために玄関の戸を開けっ放しにするのは避けた方が良いとのこと。