セルリアンタワー東急ホテルは11月12日、「禅の世界」と「フランス料理」のコラボレーションイベント『「共生の時間」~TOMOIKI-禅の言葉とフランス料理で満たされる心の贅沢~』を開催する。
同イベントは、開業当初よりホテルのコンセプトとして掲げている「ホテル空間から次世代に繋(つな)ぐ文化の発信」を基本テーマに立案した。セミナーや食事を通して日本とフランス、禅の世界とフランス料理、国境や文化の枠を超えて共鳴する"共生(ともいき)の時間"を過ごしながら"心の贅沢"が楽しめることをねらいとしている。
セミナーには、庭園デザイナーの枡野俊明氏が登壇。同氏は同ホテル開業時にロビーに隣接する、「閑坐して松風を聴く」という禅語にちなんだ庭園「閑坐庭」(かんざてい)を手がけている。セミナーは、美意識やおもてなしの心を禅の教えから感じられる内容となっている。
ディナーは、フランス共和国政府から「農事功労章-シュヴァリエ」を受賞した福田順彦氏が、当日のためにコーディネートしたメニューをフルコースで用意する。同氏は、自然の摂理を大切にした食材を用いることにこだわっており、「基本を大切にすること=時代を超えて引き継がれていくもの」という料理で"口福(こうふく)のひととき"を提供するという。
セミナーとフランス料理のフルコース・フリードリンク付きで、料金は1万7,000円(税込)。参加には電話での予約が必要となる。予約は、8月1日の11時から受け付ける。