新潟県は7月から9月にかけ、『にいがた「夏の雪旅」』を統一テーマに「2014サマースノーフェスティバル」を開催する。

真夏に本物の雪で遊ぼう!

「サマースノーフェスティバル」は、地域観光の目玉イベントとして一昨年より開催した雪祭り。昨年は「官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業」として採択された『にいがた「夏の雪旅」』プロジェクトのメーンイベントとして開催し、地域活性化のイベントとして、広く知られることとなった。

今年は『にいがた「夏の雪旅」推進協議会』を結成し、さらにパワーアップ。「観光地ビジネス創出の総合支援として、地域の観光資源を生かした旅行商品の造成のための調査事業」として観光庁に再び採択された。同イベントは、真夏の太陽の下で本物の雪に触れて雪遊びが楽しめることが特徴で、予約も料金も不要で参加できる。

7月19日~9月28日の土曜・休日には、「夏も楽しさいっぱい!GALAサマーパーク」を開催。GALA湯沢スキー場にて、全長約350mの真っ白な人工ゲレンデでのスキー・スノーボード滑走をはじめ、トレッキング、フィールド遊びが楽しめるほか、体験工房やSPAも営業する。

7月20日~27日には、南魚沼市・八海山ロープウエー山頂広場にて雪の滑り台や雪上ゲームを楽しむ「夏の天空雪まつり in 八海山&サマスノウィーク」、7月26日~27日には、魚沼市・銀山平キャンプ場特設会場にてかんじきレースや雪山ソリ遊びをする「うおぬま夏の雪まつり」を実施する。

7月26日~8月24日には、上越市・キューピットバレイセンターハウスに雪室コンビニ「レルヒや」が登場し、新鮮野菜や飲み物を貯蔵し冷えた状態で販売する。雪室とは、冬の雪を建物の中に貯蔵する豪雪地方に昔からある伝統的な冷蔵保存方法。低温多湿の中で熟成されることで食材の甘みが増し、まろやかな味に仕上がるのが特徴だという。

新鮮な野菜や飲み物を冷えた状態で販売する

7月27日には、上越市・柿崎夕日の森公園にて日本海を見ながらソリ遊び、雪上宝さがしを楽しむ「柿崎サマースノーフェスティバル」を予定している。

7月29日~8月31日には苗場スキー場 プリンス第1ゴンドラ山頂(9時~15時30分)にて標高1,658mでかまくら体験・そり遊びなど天空の雪遊びが楽しめる「Naeba 天空☆スノーフェスタ」、8月9日~10日には、津南町・ニュー・グリーンピア津南にてそり遊びや雪上素足我慢大会などを行う「真夏の雪遊び サマースノーフェスティバル in ニュー・グリーンピア津南」を開催する。

その他のイベントや、内容の詳細は、にいがた「夏の雪旅」公式サイトでも案内している。