第一通信社はこのほど、同社が企画制作したキャラクターコンテンツ「ご当地怪獣」が、新潟県魚沼市観光協会の新しいキャラクターアイコンとして採用されたことを発表した。

ご当地怪獣

「ご当地怪獣」とは、これまでのご当地キャラクターとは一線を画した新しいキャラクターアイコンとして、商品化、映像化を予定しているコンテンツ。各地の有名な名所旧跡やその土地の物産を身体的特徴に持ち、地域の人々が思わず自慢したくなる格好良さを持った怪獣のことを指している。

今回採用されたのは、怪獣キャラクター「ドキラ」。新潟県魚野川や信濃川流域で発見された縄文時代の土器「火焔(かえん)土器」がモチーフにしたもので、"寒波に見舞われた年に魚野川周辺の縄文遺跡から出現した怪獣"という設定になっている。同社が「信濃川流域全体の力強さを象徴する存在として、火焔土器をモチーフにしたものを」という地元関係者の思いに応えて制作した。

怪獣キャラクター「ドキラ」

キャラクターの設計には、フィギュア造形師の寒河江 弘(さがえ ひろし)氏と脚本家の村井 さだゆき氏が参画した。同社では、「ドキラ」を祭りやイベントなど観光PRで活用していく一方、8月にはスマートフォン用ゲームの公開も予定している。最終的には「ドキラ」も出演する映画などを目指すという。