Q.眠気覚ましで効果があるのは?

目の前のモニターがグラグラ回る……。まぶたが重い……。頑張れ、眠るんじゃない、俺!! 職場で恐ろしい睡魔に襲われたとき、あなたはどう対処しているだろうか。今回はマイナビニュース会員のうち男女500名に、眠気覚ましで効果がある方法について教えてもらった。

Q.眠気覚ましで効果があるのは?（複数回答）
1位 コーヒーを飲む 36.8%
2位 歩きまわる 31.6%
3位 ガム・タブレットなどを噛む 22.6%
4位 栄養ドリンクを飲む 16.2%
5位 トイレで少し寝る 13.0%

Q.その選択肢を選んだ理由を教えてください

■コーヒーを飲む
・「カフェインが脳を覚醒する」(37歳男性/建設・土木/営業職)
・「よくコーヒーを飲んで乗り越えているから」(29歳女性/情報・IT/営業職)
・「気分転換とその場をいったん離れることができるので」(48歳男性/医療・福祉/専門職)
・「ブラックの苦味が効くから」(49歳男性/その他/事務系専門職)
・「手軽に飲めるから」(27歳女性/電機/技術職)

■歩きまわる
・「頭を運動に使うと目が覚める」(51歳男性/情報・IT/技術職)
・「体を大きく動かさないと、いつまでも眠気が続くから」(47歳男性/情報・IT/技術職)
・「近くを一周すると、目がさめる」(24歳男性/団体・公益法人・官公庁/その他)
・「その場にじっとしているのがダメ」(29歳男性/電機/技術職)
・「眠たくなったら外階段を上り下り……外気に当たると気分も変わるし、眠気が覚める」(26歳女性/商社・卸/事務系専門職)

■ガム・タブレットなどを噛む
・「刺激と噛むことが効く」(32歳男性/学校・教育関連/専門職)
・「メンソールガムで一瞬目覚める」(28歳女性/自動車関連/事務系専門職)
・「スカッとする」(33歳女性/商社・卸/事務系専門職)
・「効果が長い」(43歳女性/電機/事務系専門職)
・「少しだけマシになる気がする」(25歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「野球選手もガムを噛むように、集中力がUPするから」(53歳男性/金融・証券/専門職)

■栄養ドリンクを飲む
・「即効性があってすぐに眠気が吹き飛ぶ」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「どうしてもきついときはこれ」(31歳女性/学校・教育関連/営業職)
・「気合が入る」(27歳男性/医療・福祉/事務系専門職)
・「栄養ドリンクで一晩中元気だったことがある」(22歳女性/医薬品・化粧品/技術職)

■トイレで少し寝る
・「眠たい場合は少し休まないと回復しないから」(27歳女性/生保・損保/営業職)
・「5分でも寝るとかなり楽なので」(32歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「その後の働きが変わる」(24歳女性/情報・IT/技術職)
・「仮眠が一番」(27歳女性/医薬品・化粧品/営業職)
・「トイレで寝るととてもすっきりする……が、寝すぎるとほかの人の迷惑になるので半分覚醒している状態である」(31歳女性/その他/事務系専門職)
・「睡眠に勝る眠気覚ましはないから」(34歳男性/その他/営業職)

■その他、眠気覚ましテクニック
・「顔を洗う:一番スッキリ」(37歳女性/情報・IT/事務系専門職)
・「電話をかける:少し寝るか、誰かと話をすると大丈夫です」(34歳女性/団体・公益法人・官公庁/技術職)
・「空いてる部屋(会議室など)で15分ほど寝る: やはり寝ないと眠気は取れない」(40歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「目薬をさす:実際にやって感じているから」(41歳男性/商社・卸/その他)
・「どれも効果なし:睡魔がひどすぎて、結局あくびかみ殺しながら仕事してる」(27歳女性/金融・証券/事務系専門職)

■総評
眠気は仕事の大敵。眠気覚ましで最も効果があるものについて質問したところ、1位は「コーヒーを飲む」が選ばれた。カフェインが有効なのと、ブラックコーヒーの苦みで目が覚めるという意見が集まった。「即効性があると思う」という声も。また、コーヒーを飲むことで「席を外せる」「気分転換になる」「頭がすっきりする」という効果もあるようだ。

2位は「歩き回る」だった。強制的に身体を動かすことで目を覚まさせるという作戦だ。社内を一周してみたり、外の新鮮な空気を吸ったり、階段を上り下りしたりして、なんとか努力しているようだ。トイレに立つという人も多く、冷たい水で手を洗ったり、ラジオ体操をする、ストレッチをする、なんて意見もあった。ムダに社内をウロウロ歩き回っている人がいたら、それは睡魔と必死で戦っているのかもしれない。

3位は「ガム・タブレットなどを噛む」。噛むという行為で目も覚めるし、ミントやメンソールなどの刺激成分で、気分もシャキッとするよう。ただ「仕事中にガムは噛めない」という意見もチラホラ見られ、この手段がとれない人もいるようだ。4位は「栄養ドリンクを飲む」。カフェインが配合されているので眠気に即効性がある、と栄養ドリンク常飲者からの支持が固かった。こちらもガムと同様、「眠気対策」をうたった商品がたくさんあるので、うまく活用したいところだ。

5位は思い切った作戦「トイレで少し寝る」。「眠いのはガマンできない」「睡眠に勝る眠気覚ましはない」「眠いときは寝たほうが良い」と潔く仮眠を取る方法を選んでいた。5分ウトウトするだけでも効果があるとのことなので、どうしてもツラいときは試してみてほしい。ただ「徹夜明けは本気で寝てしまう」とか「寝すぎると他の人の迷惑になる」といった声もあるので注意したい。

「お昼寝制度」を導入する会社も少しずつ増えてきている昨今。仕事の能率アップのためにも、企業戦士たちには適度な休息をおすすめしたい。

調査時期: 2014年6月7日～6月11日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性208名 女性292名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート