大阪市此花区のユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で4日、人気漫画『ONE PIECE(ワンピース)』をテーマにした「ワンピース・サマー・アドベンチャー」(~9月7日)が開幕し、メインイベント「ワンピース・プレミアショー 2014」第2弾の初日公演に、満員となる約3,000人のワンピース・ファンが熱狂した。

「ワンピース・プレミアショー 2014」に登場したルフィ(右)とロー(左)

「ワンピース・プレミアショー」は、USJ内のウォーター・ワールドで繰り広げられる、『ワンピース』の世界を再現したオリジナルショー。過去5年間で総勢57万人を動員し、ファンを熱狂させてきた。今年は開催5周年を記念し、初の春・夏連続開催が実現。さらに、この夏は開催時期を9月末まで延長し、過去最多となる72回開催する。

今作の舞台は、花火師が暮らす花火の島・マダタスカル島。美しい花火が打ち上がる名所だが、DX(デラックス)海軍と呼ばれる組織が"絶対主義"を掲げて島を占領し、島民を支配してから、花火を打ち上げられずにいた。そこへ、トラファルガー・ローと海賊同盟を結び、ドレスローザを目指して世界最強の海"新世界"を航海していた、麦わらの一味が到着。ルフィたちは、島民たちのために、DX海軍と戦いを繰り広げる。

今作には、初登場のキャラクターが多数登場。ユースタス・"キャプテン"キッドや、大将・藤虎、クロコダイル、Mr.3、ロブ・ルッチなどが登場すると「キャー!!」と歓声が上がった。また、サンジとゾロの初のワイヤーアクションにも大盛り上がり。そして、クライマックスでは、ルフィの"ゴムゴムの灰熊銃(グリズリー・マグナム)"が炸裂し、敵が宙を飛ぶ大迫力のバトルに会場が沸いた。

クライマックスをはじめ、ショーの各所に、パイロ(演出用花火)や特殊効果、スタント・アクションを投入。春よりさらにパワーアップしたプロジェクションマッピングの演出にも、「おー!」と歓声が上がっていた。ショーの最後には、マダタスカル島が誇る花火が打ち上げられ、華やかに幕を閉じた。

観客席でファンと交流するルフィたち

初登場のユースタス・"キャプテン"キッド

ラストに打ち上げられた花火

「ワンピース・プレミアショー 2014」第2弾
【開催期間】7月4日~9月30日(計72回) ※7月7日~11日、14日~17日、9月9日~11日、16日~18日、24日~25日は休演
【開催時間】7月4日~9月8日18:45~/9月12日以降19:15~(1回約75分)
【場所】ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内 ウォーターワールド
【価格】S1シート:大人4,980円/子供3,980円 S2シート:大人3,980円/子供2,980円 A1シート:大人2,980円/子供1,980円 A2シート:大人1,980円/子供980円
※全席指定。前売り・当日券共通。別途スタジオ・パスが必要。12歳以上(中学生以上)は大人価格、4歳以上11歳以下(幼児・小学生)は子供価格、3歳以下で座席不要の人は無料
【販売場所】ユニバーサル・スタジオ・ジャパン オフィシャルWEBサイト「プレミアショーチケット予約」や、ローソン Loppi/ローソンチケット・ドットコム/ローソンチケット電話予約などで販売中

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