エン・ジャパンはこのほど、「仕事の悩み」についてのアンケート調査結果を発表した。同調査は、4月24日~5月28日の期間、同社のサイト利用者3,499名を対象に実施したもの。

仕事探しでの悩み

求職中の人に「仕事探しにおいて悩むのはどのようなときですか?」と質問したところ、40%が「やりたい仕事が見つからない」と答えている。他には「応募しても連絡が来ない」(24%)、「面談・登録後に仕事の紹介がない」(22%)、「書類選考を通過できない」(22%)などが上位に上げられた。

仕事探しにおいて悩むのはどのようなときですか?

具体的には「求められるスキルが上がっている」、「希望条件(勤務日数・時間・勤務地)が合わない」、「子供がいると条件が限定される」「(自分以外に)子供を見てくれる人がいないが、融通の利く職場がなかなか見つからない」などのコメントが寄せられた。

現在就業している人に「やりたい仕事が見つからないときに、どう解決したか」と聞いたところ、「やりたい仕事を別の角度から考えた」「勤務地の条件を広げた」「何を優先し、何が妥協できるか考えた」など、希望条件の範囲を広げたという意見が多く挙げられた。

働いている人の悩みは?

続いて「仕事をしている中で悩むのはどのようなことですか?」と質問したところ、「給与が低い」(48%)、「将来への不安」(42%)、「賞与がない」(29%)などが上げられた。

仕事をしている中で悩むのはどのようなことですか?

具体的には「給与が少ないため、実家から通うしかなく、そのため通勤時間がかなり長くなってしまう」、「年齢的に体力的に高時給の何でもこなす仕事は難しくなってきて、必然的に時給が低い仕事ばかりが多くなってくる」、「評価が待遇に反映されない」、「勤務時間が長いわりには給料が見合っていない」などの意見が寄せられた。

「仕事の悩みは誰に相談しますか?」という質問に対しては、「友人」(54%)、「家族」(51%)が上位に。一方、「同僚」は15%、「上司」は5%と職場の人には悩み相談をする人が少ないということが明らかになった。

仕事の悩みは誰に相談しますか?