ランドローバー、プロトタイプマシンでグッドウッドのヒルクライムに出走!

英国ジャガー・ランドローバーはこのほど、ランドローバー史上、最も速く最もパワフルなプロダクションモデルが、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのヒルクライムレースでデビューすると発表した。

ランドローバー史上、最も速く最もパワフルなプロダクションモデル「レンジローバー・スポーツ SVR プロトタイプ」は、今後、同ブランドで生産されるすべての高性能モデルに付けられる名称「SVR」を冠した最初のモデルだ。最高出力550PSのエンジンを搭載し、ランドローバー史上最も心躍る外観とエンジン音を披露する。

このモデルは、有名なグッドウッドヒルのコースで開催されるヒルクライムレースの「ファースト・グランス」カテゴリーでコースを走行する。なお、ボディにはカモフラージュが施される予定とされている。

2015年の発売を前に開発段階にあるこのモデルは、詳細については未発表だが、ランドローバーのプロダクションモデル史上、スピード、俊敏性、即応性において最高の能力を備えているという。

ランドローバーは2005年、スポーツ性能とオールテレイン走破能力を融合させた初代「レンジローバー・スポーツ」を発売した。発売から現在までに50万台が生産されていることからも、この新たなSUVセクターが受け入れられていることは明らか。その頂点ともいえるこのモデルはジャガー・ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ部門によって開発され、SVRの名を冠するのにふさわしい厳格な性能基準を満たす。SVRモデルは既存モデルと並行して製造され、ランドローバー正規販売店で販売される。