バンダイは、0~12歳の子どもを持つ保護者800名を対象に「お子さまの好きなキャラクターに関する意識調査」を実施し、その結果を発表した。
本調査で、第1位に輝いたキャラクターは、未就学児の男子・女子に人気の『それいけ!アンパンマン』(11.9%)。同キャラクターは、2002年の調査以来、13年連続で第1位をキープしており、今回も不動の人気を見せつける結果となった。好きな理由は「子どもにもわかりやすいストーリーが良い」「キャラクターが覚えやすく、たくさん登場するので飽きないらしい」といった回答が寄せられており、わかりやすいストーリー展開とキャラクターの多さが人気の要因であるという。
第2位を獲得したのは、本ランキング初登場の『妖怪ウォッチ』(10.8%)。2013年7月にニンテンドー3DS用ゲームソフトが発売され、その後のアニメや漫画、玩具などクロスメディアで展開され、小学生男子を中心に大ブームを巻き起こしている本作だが、その人気は『それいけ!アンパンマン』にも肉薄している。特に小学生男子を中心に高い支持を集めており、男子総合TOP5では第1位(15.0%)にランクイン。理由としては、「いろんな妖怪が出てきて面白いから」「学校で流行って話題になっている」というコメントが寄せられている。
第3位の「アイカツ!」(7.0%)は、前回の10位から順位を上げ、男女総合ランキングのトップ3に食い込んだ。特に小学生女子からの人気が高く、女子総合TOP5では第1位(14.0%)に。理由としては、「キャラクターが着ている衣装が可愛いから」「歌と踊りが好きだから」というコメントが目立ち、かわいいファッション・歌・ダンスが人気の要因であることがうかがえる。
またバンダイは、子どもの最も好きなキャラクターのために親が使った年間金額もあわせて調査しており、その平均金額は1万852円。同社によると、この金額は2013年の調査結果(1万2,753円)に比べて1,901円減少しているといい、これはカードゲームなど100円~200円という低価格のおもちゃが小学生を中心に流行していることが要因として考えられるという。
本アンケートは5月16日から5月18日の期間、全国の0~12歳の子どもを持つ親800人(男児400人、女児400人)を対象にインターネット調査にて実施された。男女別/年代別のランキングは以下のとおり。