俳優の藤原竜也が、"自身のものまね"をものまねする映像が24日、公開された。この映像は、映画『MONSTERZ モンスターズ』の公開記念特番のディレクターズカット版。映画の内容に合わせて、「ものまねする芸人VSものまねのものまねをする本人」の"禁断のバトル"が繰り広げられる。

藤原竜也のものまねをする流コウキ(左)とそのものまねをする藤原竜也

5月30日から公開中の映画『MONSTERZ モンスターズ』。藤原と山田孝之が初共演でダブル主演を務め、すべての人間を操ることができる特殊能力を併せ持つ超能力者(藤原)と、その能力が全く通じない田中終一(山田)の生死を分けた壮絶な闘いを描いている。多忙を極める藤原が思うように映画をプロモーションできないため、藤原とプライベートでも親しいというお笑い芸人・流コウキが藤原になりきって全国を巡るという案が浮上。今回の映像は、本人の了解を得るために藤原のもとを訪れた時の様子が収められている。

流はまず最初のものまねとして「キレる藤原竜也さん」を披露した。「どいつもこいつも狂ってやがる~!」と絶叫するも藤原は無言で納得がいかない様子。張り詰めた雰囲気に焦ったスタッフは「まだありますから」と別バージョンがあることを明かし、流は「キレる藤原竜也さん 第2弾」として「どうしてなんだよ…どうしてなんだよ~! 教えてくれよ!」と再び叫ぶも、藤原は「これ地上波で流れますよ?」と言いつつ首をかしげた。

おもむろに立ち上がった藤原は、流の前で「どいつもこいつも狂ってやがる!」と自ら演技を確認。似てると安心したのか、流と握手を交わしながら「よろしくお願いします」と代役になることを認めた。ここで終わるかと思いきや、スタッフからものまねの感想を聞かれると、「ちょっともう1回やってくださいよ」と流に要求。そこからものまね合戦がはじまり、流は「なんかちょっと違いますよ、それ竜也さんじゃないですよ」と指摘し、藤原は「俺なんだよ、俺!」と完成度を巡って互いに一歩も退かない構えだった。

この映像は、「映画『MONSTERZ モンスターズ』キャンペーン編 一回道ディレクターズカット版」の一部。15分以上にも及ぶフル尺の映像が、6月25日からYouTube「藤原竜也の一回道」チャンネルとYouTube「MONSTERZ モンスターズ」チャンネルにアップされる予定となっている。