22日にスタートする連続ドラマW「MOZU Seazon2~幻の翼~」の完成披露試写会が20日、都内で行われ、キャストの西島秀俊、真木よう子、池松壮亮と羽住英一郎監督が出席した。
WOWOWとTBSが共同で制作した本作は、逢坂剛の小説「百舌」シリーズを実写化したサスペンスドラマ。TBS系で放送された「MOZU Seazon1~百舌の叫ぶ夜~」の半年後を描く第2弾では、妻の死の真相を追う警視庁公安部の倉木(西島)の前に新たな巨悪が立ちはだかると共に、Seazon1で生まれた数々の謎の真相に迫っていく――という内容で、毎週日曜日22時からWOWOWで放送予定。
主演の西島は、「Season2では公安の秘密を知ってしまって居場所がなくなっている。より孤独でやさぐれてます」と役どころを紹介し、「Season1より、もっと楽しめる作品になったと思う」と胸を張ってアピール。また、1人2役で殺人犯を演じた池松は、その好演を称され、「羽住さんとキャストの方たちに助けられながら演じた。熱量を持ってみんなで作った作品」と控えめに語りつつ、「長い戦いだったので、早く終わってくれという心境だった。まだ終わらない……って言っていいのかな?」と続編の制作も匂わせていた。
圧倒的なスケールで描かれる本作の撮影は約8カ月間に及び、西島が「撮影バカと役者バカが集まってたので、最後までテンションが落ちることがなかった」と楽しげに語ると、紅一点の真木も「現場は元気でタフだった。男祭りでした」と同調。そんな長期間の撮影で気づいた共演者の"意外な真実"を聞かれた西島は、「真木さんはキリッとしたイメージだけど、モフモフしたスリッパを履いてた。モフモフが好きみたい」と暴露すると、最後のあいさつで真木に「西島さんがいっぱい脱いでる」とアピールされ、「適当な事を言わないでよ! 脱いでません(笑)」と照れながら返していた。