マイボイスコムはこのほど、男女1万640人を対象に実施した「食酢」に関するインターネット調査の結果を明らかにした。調査期間は5月1日~5日。
まず食酢の飲用状況について調査したところ、現在飲用している人は7.0%で、2004年以降減少傾向が見られる。「飲用したことがある」を合わせた飲用経験者は51.7%。食酢の飲用頻度について尋ねると、39.2%が「ほとんど毎日」と回答しており、男性50代以上では5割と他の年代より高くなっている。
飲用経験者に、飲んだことがある食酢について聞いたところ、「りんご酢」「黒酢」が7割弱で上位2位となっている。ストレートタイプの飲みきりパック飲用者では「黒酢」の比率が高い傾向にある。
食酢に期待する効果について尋ねたところ、「疲労回復」が最も多く、以下「血液をさらさらにする」「健康維持」「ダイエット」「夏バテ防止」などが続いた。「疲労回復」「血液をさらさらにする」「健康維持」などは、過去調査と比べて減少しており、「血液をさらさらにする」は、年代が高いほど多い傾向となっている。
次に、食酢選定時の重視点について聞くと、「味」「飲みやすさ」「価格」が上位3位となり、「原材料」「成分、添加物」「効能・効果」と続く。男性30代以上では、「飲みやすさ」よりも「価格」を重視する人が多く、女性50代以上では「原材料」「成分、添加物」の比率が高くなっている。
今後食酢を飲用したいと思うかどうか尋ねると、27.6%が「思う」、31.4%が「思わない」と回答した。飲用意向は、現在飲用者では9割強、飲用経験者(中止者)では4割弱、未経験者では約7%となっている。