人気アニメ『機動戦士ガンダム』の生みの親である富野由悠季監督の最新作で、今秋の公開が予定されているアニメーション作品『ガンダム Gのレコンギスタ』の公式サイトで、カウントダウンがスタートしている。
カウントダウンは、2014年6月23日10:00に終了。詳細は明かされていないが、何らかの新情報の公開が予想される。本作は、今年3月の「機動戦士ガンダム 35周年プロジェクト発表会」にて"今秋公開"とアナウンスされていたが、具体的に公開する媒体、放送局、詳細な放送時期については公式に発表されていない。
富野監督の最新作となる本作は、2005年~06年に公開された劇場版『機動戦士Zガンダム』3部作以来約8年ぶり、完全新作としては1999年『∀ガンダム』(ターンエーガンダム)以来の約15年ぶりとなるガンダムシリーズ。舞台は、宇宙世紀の次の世紀「リギルド・センチュリー」に設定され、宇宙エレベーターを守る組織「キャピタルガード」のパイロット候補生、ベルリ・ゼナムの冒険が描かれる。
富野監督は、本作の発表時にまず子どもたちに伝えたい作品であることを強調しており、「これは明らかに『オリジン』と『ユニコーン』までのファンとは違う」と前置きしながら、「あなたたちファンが、今現在お育てになっているお子たちに見せていただきたい。お子たちに対して、それからお孫さんたちに対して、こういう物語があるよと伝えてほしい」と語っている。
現在『ガンダム Gのレコンギスタ』の公式サイトには、PVとともに富野監督の「元気のGだ!! ロボットアニメで目指すんだ!!」というメッセージも。なお、ガンダムシリーズとしては、今秋よりTVアニメ『ガンダムビルドファイターズ』新シリーズの放送、2015年春より『機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル』イベント上映が予定されている。
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