全米興行収入2億ドル突破の大ヒットを記録した『300<スリーハンドレッド>』の続編、『300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』(6月20日公開)が、過激なバトルシーンの連続により、R15指定になったことが20日、明らかになり、壮絶なラストバトル映像も公開された。
本作の最大の見どころは、過酷な肉弾戦と、海上で繰り広げられる死闘。特に、ペルシア帝国の海軍司令官アルテミシアを演じた女優エヴァ・グリーンのバトルシーンは衝撃的で、このたび公開されたラストバトルの一部でも、彼女の二刀流が血しぶきを放っており、残虐性が伝わってくる。
"戦場を駆ける女"の異名を持つ、史上最古の女海賊を演じたエヴァ・グリーンは、「彼女は男のような強い女性。血に飢え、恐れを知らず残忍。すごくガッツがあって面白い役」と語り、「死ぬまで戦い抜くような人だから、降参なんてあり得ない。自分の思いを遂げるならば何でもする。彼女を怒らせたら怖いわよ(笑)」とコメント。
また、強烈なキャラクターに磨きをかけるため、エヴァ・グリーンは1日4時間以上、2カ月間の集中的な体幹トレーニングと剣術の鍛錬を積んできた。そして「トレーニング積んで、すごく強くなった気がしたわ。まるで麻薬ね。本当に戦えるような気がしたわ」と努力の成果を語っている。
本作で描くのは、300人のスパルタ兵の"誇り高き魂"を継いだテミストクレス率いるギリシャ戦士たちと、ペルシア帝国皇帝クセルクセスと女性指揮官アルテミシアが率いるペルシア大海軍との、海を舞台にした壮絶な戦い。テミストクレス役はサリヴァン・ステイプルトンが務め、アルテミシアはエヴァ・グリーン、クセルクセルはロドリゴ・サントロが演じる。