岡山県の水島臨海鉄道はこのほど、元JR東日本の気動車キハ30形・キハ37形・キハ38形の営業運転を開始した。

キハ30形・キハ37形・キハ38形4両編成による初列車

これらの気動車は、いずれも2012年12月までJR東日本の久留里線で使用されていた車両。昨年7月、キハ30形2両、キハ37形3両、キハ38形1両の計6両がJR東日本から水島臨海鉄道へ譲渡された。

運行開始当日は、初列車の運行に先立って安全祈願と出発式を挙行。地元の幼稚園・保育園の子供たちや多くの鉄道ファンが見守る中、水島駅11時31分発の上り列車から運行開始した。この初列車と倉敷市駅12時0分発の下り列車の1往復については、特別に4両編成にて運行したという。通常ダイヤでは、1日8本(上下各4本)をキハ30形・キハ37形・キハ38形気動車(2両1編成)にて運行することになっている。