フリーアナウンサーの小林麻耶、俳優の八嶋智人、お笑いコンビの笑い飯、タレントのIMALUが15日、東京・六本木ヒルズで行われた奈良県観光キャンペーンの記者発表会に出席した。

左から小林麻耶、IMALU、八嶋智人、笑い飯の西田幸治と哲夫

記者発表会ではまず、MCの小林麻耶と、奈良県出身の八嶋智人が登場。小林が「修学旅行は奈良に行き、鹿とたわむれた」と奈良の思い出を語り、八嶋は、奈良公園内でお守りを販売するところで母親が働いていた明かすと、小林は「私もお母さまから買ったかもしれませんね」とコメント。八嶋は「買ったと思います。僕の母親から運を分けてもらったと思います」と言い切ると、小林が「もっとほしいです(笑)」とおねだりした。

その後、応援隊を務める奈良県出身の笑い飯と父である明石家さんまが奈良県出身というIMALU、奈良県マスコットキャラクターのせんとくんも登場し、笑い飯は、「M-1グランプリ」で披露した"伝説"と言われるネタ「奈良県立歴史民俗博物館」について、もとになった実在する奈良県立民族博物館には、ネタに登場する"動く人形"がないことから、「来館した人が書く閲覧ノートに『漫才を見て来ました。動く人形なんかないじゃないか。笑い飯のうそつき』と書いてあった」と西田幸治が明かし、哲夫も「新潟から来ました。交通費返せコノヤロー」と書かれていたと語った。

IMALUは、奈良が原産地という希少な"御所柿"に感動したと言い、「めちゃくちゃおいしかった。本当に甘くて、今まで食べた柿の中でダントツおいしかった」と絶賛した。さらに、奈良出身のKinKi Kids・堂本剛からの応援メッセージも上映。奈良は「一生に残る思い出の場所っていうものを絶対に与えてくれる場所」だと語り、「奈良に足を運んでみてください。奈良ご出身の方々は、自分のペースで奈良っていうものを伝えていってください」と呼びかけ、「めちゃめちゃいいところですから!」とアピールした。

5月15日にスタートした奈良県観光キャンペーン「1300年のこころ、見つけました」では、来年3月に始まる春日大社の「第六十次式年造替」や、今年10月18日~12月14日に奈良県立美術館で開催する特別展「大古事記展」など、さまざまなイベントと連動して奈良の魅力を発信していく。

5月15日、16日に六本木ヒルズの大屋根プラザで実施しているオープニングイベントでは、春日大社の燈籠を県外に初めて持ち出し、春日大社の回廊を再現。48基の本物の吊燈籠を展示し、夜間には、年に3日間のみ点灯される万燈籠(ライトアップ)も披露する。そのほか、笑い飯によるトークショーや伝統芸能の春日大社舞楽(ぶがく)の披露、奈良のご当地名物の販売、奈良県の魅力を伝えるフォトギャラリーなどを行っている。