多摩都市モノレールはこのほど、今年1月に実施した「お客様アンケート調査」の結果を公表した。この調査は、多摩センター、高幡不動など9駅の改札付近で利用者に調査票を配布する形式で行われ、3,207人から回答を得た。

多摩モノレール「お客様アンケート調査」の結果が公表された

それによると、「公共の交通手段としての役割」については、「非常に良い」「良い」の合計が68.6%に上り、前回調査(57.0%)から増加。駅係員・社員の対応については50.3%(前回調査時22.5%)、サービス施設の利用しやすさについては44.5%(前回調査時25.3%)が「非常に良い」「良い」と回答し、いずれも前回から増加したという。

「駅設備の安全性(ホームドアなど)」についても79.6%が「非常に良い」「良い」と答え、前回調査時(42.3%)から大きく増加。一方で、「駅構内・ホーム監視・連絡体制(巡回・インターホン)」については「普通」との回答が最も多かった(51.6%)。

その他、「非常に良い」「良い」の合計が多かった項目は、「列車の発車時刻の正確性」(73.8%)、「列車の乗り心地」(67.8%)、「車内の案内放送のわかりやすさ」(60.7%)など。反対に、「始発列車の時間」や「最終列車の時間」については「非常に良い」「良い」の合計が20%台にとどまり、「普通」「悪い」との答えが比較的多く見られた。「多摩モノレール駅構内に求めるサービス施設」の質問では、「コンビニエンスストア」(62.2%)、「ファストフード、コーヒーショップ」(60.3%)が突出して多かったという。