本田技研工業は9日、軽乗用車「N-WGN」が、自動車の安全性能を試験・評価する2013年度自動車アセスメント(JNCAP)において、最高評価となる「新・安全性能総合評価ファイブスター賞」を、軽自動車として初めて受賞し、「軽自動車部門 JNCAP大賞」も受賞したと発表した。

「N-WGN G・Aパッケージ」(FF)

N-WGNは、衝突時の衝撃(G)をコントロールする同社独自の衝突安全技術「G-CON」により、乗る人だけでなく、相手車両や歩行者に与えるダメージも軽減するというボディー構造を採用。加えて、6つのエアバッグや、渋滞中などで前のクルマとの衝突回避を支援する「シティブレーキアクティブシステム」、急ブレーキを後続車に知らせる「ESS(エマージェンシーストップシグナル)」、急なハンドル操作による横滑りを抑制する「VSA(車両挙動安定化制御システム)」などの安全装備を充実させているとのこと。

JNCAPは、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構による自動車安全性能評価。2013年度自動車アセスメントにおいては、同社の「アコード ハイブリッド」「フィット」の2車種も新・安全性能総合評価ファイブスター賞を受賞している。