『バイオハザード』シリーズのポール・W・S・アンダーソンが、最新作『ポンペイ』(6月7日公開)を引っさげ、5月26日・27日に妻で女優のミラ・ジョヴォヴィッチと共に来日し、ジャパンプレミアに参加することが28日、明らかになった。

ポール・W・S・アンダーソン監督(右)と主演のキット・ハリントン(左)

本作は、大自然の猛威と、それに翻弄されながらも真実の愛に生命を賭けた若き男女の姿を描いた作品。主演は、人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョン・スノウ役で注目された新鋭イギリス人俳優のキット・ハリントンが務める。

キット・ハリントン演じる奴隷戦士のマイロは、ポンペイの有力娘カッシア(エミリー・ブラウニング)と身分違いと知りながらも恋に落ちる。そこに、ローマからやってきた上院議員コルヴス(キーファー・サザーランド)が、カッシアの婚約者として2人を引き裂こうとする。2人の愛が危機を迎える中、ヴェスヴィオ火山が噴火しようとしていた。果たしてマイロは、熱雲が街を覆い尽くす前に、自由を手にし、愛する者を救うことができるのか。

アンダーソン監督は、企画開発に6年以上費やした本作について「これまでの作品の中で一番苦労してつくりあげた作品。リアリティを大切にしながら、噴火シーンを描くことは苦労の連続だった」と苦労を告白するも、「お客さんにはヴェスヴィオ火山噴火が描かれた作品だと知りながらも、それを忘れるくらい、マイロやカッシア、さらにコルヴスたちのストーリーにも夢中になってほしい」と語り、「そういう作品に仕上げられたと思う」と自信を見せている。

そしてこのたび、アンダーソン監督が5月26日・27日に来日することが決定。『バイオハザードV:リトリビューション』(2012年)以来の来日となる今回は、本作で主役のキャスティングにキット・ハリントンをすすめたという妻で女優のミラ・ジョヴォヴィッチも共に来日し、ジャパンプレミアに来日する。

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