講談社は23日、書籍『「日本一労働時間が短い"超ホワイト企業"は利益率業界一!」山田昭男のリーダー学』を発売した。著者は元ソニー上席常務で作家の天外伺朗氏。価格は1,400円(税別)。

『「日本一労働時間が短い"超ホワイト企業"は利益率業界一!」 山田昭男のリーダー学』

同書は、ユニークな経営方法で成功している経営者を紹介するシリーズ第2弾。今回は、名物経営者として知られる設備資材製造業会社「未来工業」創業者の山田昭男氏を取り上げている。

「ホウレンソウ禁止」「売り上げ目標・事業計画もなし」「休みが日本一多い」のに、毎年黒字で利益率業界トップなのはなぜか。著者が主宰する経営勉強会での講義や討論の生の言葉の数々を再現し、山田氏の私塾に参加しているようなライブ感を楽しみながら、ビジネスリーダー・山田昭男の成功の秘密と本質に迫るという。

主な内容は、「第1章 『山田劇場』の遊び感覚」「第2章 ホウレンソウはポパイに……」「第3章 ニンジンは走る前にやれ!」「第4章 『餌』と『餅』と『内発的動機』」など。

著者の天外伺朗氏は、1964年に東京工業大学電子工学科卒業後、ソニーに入社。1994年より犬型ロボット「AIBO」の開発に着手、1999年には商品化に成功した。2004年にソニー上席常務を退任し、現在はホロトロピック・ネットワーク代表を務める。著書に『「教えないから人が育つ」横田英毅のリーダー学』(講談社)などがある。