「2014年 住みたい街ランキング 関西版」(n=1,648)

KADOKAWAが発行する関西エリアのエンターテインメント情報誌「関西ウォーカー」はこのほど、2014年8号にて、「2014年 住みたい街ランキング 関西版」を発表した。

同調査は、関西エリア(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県)に居住する10歳から69歳までを対象に2月24日から25日にかけてインターネットを通じて実施。1,648人(男性895人、女性753人)から有効回答を得た。

活気があり、快適かつ便利な街が上位に

第1位は、「大阪・梅田」。2011年に「大阪ステーションシティ」、2013年には「グランドフロント大阪」がオープンし、グルメや遊びにも事欠かないことや、各路線の駅が集中するアクセスの良さが人気につながっているという。男女別と、10代~50代において第1位となった。

第2位は、「兵庫・西宮北口」。梅田にも三宮にも約20分というアクセスの良さが魅力とのこと。3月には、「阪急西宮ガーデンズ」が開業以来最大規模となるリニューアルを実施した。特に女性からの得票が多くなっている。

第3位は、「神戸・三宮」。3月に百貨店内の店舗としては国内最大級のティファニーがオープンした「そごう神戸店」や「神戸マルイ」、「ミント神戸」などショッピングスポットが多数ある。10代~40代でトップ3以内にランクインした。

第4位は、「神戸・東灘」。高級住宅街である阪急神戸線の御影駅や岡本駅周辺に、カフェや雑貨店が多数並ぶ。外国人が多く住み、国際色豊かな六甲アイランドの持つイメージも相まって、主に40代以上の支持を得た。

第5位は、「兵庫・苦楽園」。財界人や文化人の邸宅も多い高級住宅街。坂が多いなど利便性に欠ける部分もあるが、緑も多く眺望も良いなど、環境の良さは群を抜くとのこと。同調査では唯一60代のみで第1位となった。

同調査では、全体的に活気があり、快適かつ便利な街が上位にランクインする結果となった。世代別の特徴としては、梅田にも近く、仕事帰りに立ち寄れる居酒屋などグルメスポットが豊富な「大阪・福島」(総合11位)が30代で第2位となった。また、老舗店が多く異国情緒がある「神戸・元町」(総合10位)が40代で第2位に上がった。