ドイツのポルシェAGは、2014年第1四半期の販売台数について発表した。「マカン」の販売が始まっていないにもかかわらず、昨年の好成績をさらに上回る3万8,500台を販売し、依然として好調を維持していることがわかった。

日本でも公開されたポルシェ「マカン」

同社の昨年の第1四半期の販売台数は3万7,009台だった。今年はこれを4.5%上回る3万8,500台を販売。地域別では、欧州、アメリカ、アジア・太平洋地域とアフリカ・中東の全地域で増加し、国別では中国が11.8%と高い増加率で販売を牽引した。

米国市場では、「911」「ボクスター」「ケイマン」「カイエン」「パナメーラ」がそれぞれ好評で、1万台を超える販売台数を達成している。モデル別では、「パナメーラ」の需要が世界中で高く、今年度はすでに前年比17%増にあたる累計6,600台以上を販売している。

ポルシェでは注目のニューモデル「マカン」の導入が欧州で開始されたところで、今後は世界中の市場へ販売が拡大される。これにともない、今年の残りの期間も大幅な販売増が予想されている。

ポルシェAGのセールス&マーケティング部門担当役員、ベルンハルト・マイヤー氏は、「第1四半期において、私達はすべてのマーケットで前年度のすばらしい実績を上回りました。これはポルシェ ブランドとプロダクトが多くの人を魅了している証です。そして皆様が待ち望んでいたマカンのデリバリーも、いよいよ始まりました。先週末にマカンの販売が開始された欧州では何万人ものお客様と、未来のお客様、そしてポルシェ ファンの皆様をポルシェ センターにお迎えしました」と述べている。