俳優の水谷豊と成宮寛貴が2日、都内で行われた、映画『相棒-劇場版III-巨大密室! 特命係 絶海の孤島へ』の完成披露試写会に出席した。
26日から全国公開される同作は、連続ドラマや劇場版を製作している刑事ドラマ「相棒」シリーズの最新作。警視庁特命係の杉下右京(水谷)と3代目相棒の甲斐享(成宮)が、ある死亡事故の調査で訪れた島に隠された謎に挑む――というストーリーで、レギュラーキャストのほか、2代目相棒・神戸尊を演じた及川光博や新キャストの伊原剛志、釈由美子らも出演している。
「2人のコンビネーションが良くなければ解決できない事件。相棒史上、最高のミステリーの始まりです。みなさん楽しんで」と自信を持ってアピールした水谷は、"右京の紅茶注ぎ"を披露して、観客は大盛り上がり。一方、現場の雰囲気について、「豊さんは緊張している僕やゲストをリラックスさせてくれる。稽古がない舞台みたいで、いつも新しいものが生まれる」と語った成宮が、言葉を噛んで照れ笑いをする場面もあり、水谷は「初々しくて本当に可愛い」と微笑んでいた。
また、この日の完成披露試写会は、東京のほか、北海道、名古屋、大阪、福岡の5都市で、同時開催され、それぞれの会場との生中継を実施。大阪会場の石坂浩二が、「うちの息子に温かいご声援をお願いします」とあいさつするも、"息子"の成宮は、中継画面に向かってパンチをお見舞いし、水谷は「並んでみると2人は似てるよ」と苦笑いでフォロー。一方、福岡会場の川原和久は、1カ月にも及んだ沖縄ロケについて「僕は瞬殺だったから、大変じゃなかった。特に1番年配の方(大谷亮介)が楽しんでました」と振り返り、笑いを誘っていた。