カルチュア・コンビニエンス・クラブは3日、同社が運営する共通ポイントサービス「Tポイント」において、2013年(1月~12月)のTカード年間総利用件数が前年比25.7%増の24億9,044万件となり、過去最高を更新したと発表した。

過去最高となった要因としては、2013年2月に首都圏の食品スーパー大手のマルエツ全店でTポイントサービスが開始されたこと、同年4月よりPGMグループゴルフ場でのTポイントサービス導入に伴い、Tカードスマートチェックインの利用者が伸張したこと、同年7月1日にYahoo!ポイントがTポイントに統合されたこと、などを挙げている。

また2013年は、公立図書館で初めて、佐賀県武雄市図書館・歴史資料館の図書カードとしてTカードを利用できるようになったほか、総合教育サービスを展開する「やる気スイッチグループ」が、教育業界として初めて子供たちの努力や目標達成に対するTポイント付与を行うなど、新たなTポイントの利用方法が拡大したという。

2013年にTポイントサービスを開始した企業は、鹿児島で食品スーパーを展開する大和、オンライン旅行サイトのエクスペディア、金融機関の新生銀行や琉球銀行など計14社。2014年1月末現在のTポイントアライアンス企業は全国110社6万7,863店舗、直近1年間のアクティブユニークT会員数は4,797万人に上る。