JR四国は3月1日から、新幹線0系を模した「鉄道ホビートレイン」の展示会を四国各地で開催する。あわせて3月15日に行われる出発式の時間変更なども発表された。

「鉄道ホビートレイン」外観イメージ

「鉄道ホビートレイン」はキハ32形を改造し、新幹線0系をイメージした外観が特徴の観光列車。車内にショーケースを設置し、新幹線車両や四国にちなんだ車両の鉄道模型を展示する予定だという。3月15日から運行開始され、おもに予土線を走行する。

これに先立ち実施される展示会は、3月1日の伊予西条駅(10時45分~)・松山駅(14時~)を皮切りに、2日に窪川駅(9時5分~)・高知駅(12時30分~)、8日に高松駅(12時25分~)、9日に徳島駅(9時45分~)、15日に宇和島駅(10時~)で開催。各駅とも見学は無料で、開催時間に合わせて駅改札口で車内見学用の入場整理券が配布される。

展示会の開催にともない、「鉄道ホビートレイン」は四国内各路線を走行する予定で、運転時刻も公開されている。ただし、「安全のため、ホームでの列車通過の際や、沿線での見学の際などは、十分ご注意ください」(JR四国)とのこと。

同列車がデビューする3月15日には、宇和島駅にて出発式を開催。当初は同駅13時10分発の普通列車4822D(近永行)の発車に合わせて行われる予定だったが、多くの来場者が見込まれることから時間を変更。宇和島~北宇和島間を往復する団体臨時列車が設定され、宇和島駅13時43分発「鉄道ホビートレイン1号」の発車に合わせて出発式が行われる。

団体臨時列車は4往復運行され、すべて宇和島駅でのみ乗降でき、北宇和島駅での乗降は不可。「鉄道ホビートレイン4号」が15時20分に宇和島駅に到着した後、同駅15時37分発の普通列車4824D(窪川行)が営業一番列車となる。なお、団体臨時列車のうち、「鉄道ホビートレイン1・2・3号」は事前応募が必要。「鉄道ホビートレイン4号」のみ事前応募が不要で、当日に宇和島駅で配布される抽選整理券を受け取り、抽選に当たれば乗車できる。