マネーフォワードは6日、今年、確定申告を行う必要がある個人事業主またはフリーランス職の人を対象に実施した「2014確定申告実態調査」の結果を発表した。

同調査は、2014年1月20日~22日の期間にインターネット上で行われ、20~60代の男女600人から有効回答を得た。

まず、申告準備について尋ねたところ、「とても面倒だと思う」が41.0%、「まあまあ面倒だと思う」が44.7%となり、合わせて85.7%が「面倒だと思う」と回答した。

申告準備経験のある人に、これまでに行ったことがある申告準備手段を聞くと、「手書きで準備」が最も多く55.6%。次いで、「会計ソフトで準備」が37.8%、「専門家へ一任」が22.1%となった。

確定申告書の作成に対する印象について、「難しい」と答えた人は41.9%、「難しくない」とした人は59.1%。一方、「会計ソフト」利用経験者の70.6%が「(申告準備は)難しくない」と回答しており、手段の違いが申告準備に対する印象に影響を与えていることがうかがえる。

今年、青色申告をする必要がある人に申告準備をどのように行うかと質問したところ、4割弱の37.4%が「会計ソフトで準備」と答え、「手書きで準備」の34.9%を上回った。

あなたは、今年の申告準備をどのように行う予定ですか?

「クラウド」会計ソフト等の申告準備をより楽にするWebサービスやアプリを、「使いたい」人は87.7%。特に若年層で積極的に使用したいという声が多かった。