ベビーカー使用、通勤ラッシュの時間帯は避けてほしいという声が目立った

度々議論になる電車の中でのベビーカー使用。使用者側にも、周囲の乗客側にもそれぞれ言い分があると思うが、マイナビニュース会員200名に聞いたところ、電車の中でベビーカーを使用するママに対して腹が立ったことがあると回答したのは33.5%となった。それは、一体どのようなシーンだったのだろうか。

「朝の通勤ラッシュ時にベビーカーは勘弁してほしい」(24歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)など、混雑時のベビーカー使用に関して、批判の声が集まった。「満員電車で我が物顔のように折りたたまずにベビーカーを押してくる人がいた」(29歳女性/その他/その他)のように、混雑時にはベビーカーをたたんで乗車してほしいという声が目立った。しかしながら、「子供を2人連れていて畳めない状況だったら仕方がないが」(20歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)との回答もあり、何が何でも混雑時はベビーカーをたためと言っているわけではなく、母親側の状況に一定の理解を示す声もあった。

また、子を持つ母の声として、「自分も子供がいるので、ベビーカーたためとか言うのは暴論だとわかってます。荷物が多いし、子供は10kg以上だし、なのにベビーカーたためというはやったことがない人」としつつも、「でも、4歳くらいの大きくなった子をベビーカーに乗せるのはおかしいと思う」(36歳女性/情報・IT/事務系専門職)と疑問を投げかけていた。

さらには、「ドアの前に陣取って、駅についてドアが開いても動かない」(36歳男性/金属・鉄鋼・化学/営業職)といったように、ベビーカー使用者ではなくても迷惑だと感じる行為も挙がっていた。「ベビーカーを足にぶつけられたが、謝られなかったことに腹が立った」(30歳女性/食品・飲料/事務系専門職)という回答もあり、これはさすがに、気づいていたのなら謝るべきなレベルだろう。

全体を見ると、「謙虚さがないとイラッとする」(26歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)といった回答に代表されるように、我が物顔で乗り込んでくるベビーカー使用者への怒りが目立つ。では、恐縮しきりといった態度をしていればすべてが許されるのだろうか……。電車内でのベビーカー使用、この議論には終わりがない。

調査時期: 2014年1月9日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性90名 女性110名 合計200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート