お笑いコンビ・麒麟の川島明が関西テレビの競馬中継番組『競馬BEAT』(毎週日曜 15:00~)の新メインキャスターに就任することになり23日、ともにダブルキャスターを務めるフリーアナウンサーの杉崎美香と大阪市内で会見を行った。

関西テレビ『競馬BEAT』で杉崎美香(左)とダブルキャスターを務める麒麟・川島明

川島は来年1月5日放送分より番組に登場。16歳だった1993年、名馬・トウカイテイオーが骨折から1年のブランクを経て出走し、優勝を果たした伝説の『第83回有馬記念』に感動して以来、観戦歴は18年という大の競馬ファンだけに「僕は関西テレビの競馬中継を見て育った人間。こんな大役に僕を指名する関西テレビさんは本当に勝負師(笑)」とメインキャスターのプレッシャーを漏らして笑わせた。

一方、杉崎は「(番組を)新戦力にかき回していただきたい」と川島を歓迎。プライベートでも交流があるという川島が「いつも競馬の話ばかりされています」と明かし、「川島さんの思いが番組の中でも出るように、話を引き出せていけたら」と熱い競馬トークに期待を寄せた。

お笑い界でも屈指の競馬好きとして知られる川島。前日の22日に開催された『有馬記念』には当然ながら“参戦”するも惨敗を喫し、「いろんな涙で第4コーナーが見えなくなりました(笑)。昨日はヤケ酒を飲みまして、二日酔いのままここに座ってます」と苦笑い。だが、優勝馬・オルフェーヴルの圧勝には感激したそうで「ホンマに大好きな馬。家にオルフェの写真とかめっちゃ飾ってたりするんで…」と語り、その心酔ぶりに杉崎ら会場にいた誰もがついていけない雰囲気を感じ取るや、「あの、引かないでいただけます?」と慌てた。

「できたら生放送中に一発デカイのを当てたいです」と意気込む川島の来年の収支目標は大きく「5000万円!」。今年は独身大物芸人が相次いでゴールインし、おめでたい"予定"も気になるところだが、「メインキャスターに選んでいただいたんで、今は女よりも牝馬を追いかけたいと思います!」と当面は競馬ひと筋に突っ走ることを約束していた。