何歳で老眼を自覚し始めましたか?

クーパービジョン・ジャパンは運営しているウェブサイト「AGING EYE NAVI」で、老眼に対するアンケートを実施した。調査は10月28日~11月13日にかけて行われ、5,935人から有効回答を得た。

気づいたきっかけ「近くのものが見えにくい」

まず、老眼の自覚症状があるか尋ねたところ、89%が「ある」と回答した。何歳で老眼を自覚し始めたか聞くと、最も多かったのは「45~49歳」(37%)、続いて「40~44歳」(29%)だった。40代から自分が老眼であると認識し始めた人が6割強となっている。

自分が老眼だと気づいたきっかけについて尋ねたところ、31%が「近くのものが見えにくくなった」と回答した。この自分の眼の変化(自分が老眼だということ)を気にしているか聞くと、22%が「とても気にしている」、46%が「少し気にしている」で、合わせて7割近い人が、自分が老眼であることを気にしていることが分かった。

家族よりも友達や同僚に知られたくない!?

次に、誰に自分が老眼だと気づかれたくないか尋ねたところ、「夫若しくは妻」は3%、「子供」は4%、「恋人」は5%だった。一方、「同姓の友達」は13%、「会社の同僚や部下」は25%で、家族よりも、会社関係の人や友達にこそ、老眼を悟られたくないという実態が明らかとなった。

老眼だと気づかれたくない理由について聞くと、最も多かった意見は「自分の年齢を意識してしまうから」(23%)だった。2位は「若々しく魅力的に見られたいから」(18%)、3位は「年下や同世代の人に老けていると思われたくないから」(16%)だった。

自分が老眼だと誰に気づかれたくないですか?

老眼対策として3割が老眼鏡を使用

老眼に対してどのような対策を行っているか尋ねたところ、最も多かったのは「老眼鏡」(30%)、次が「遠近両用メガネ」(16%)、「遠近両用コンタクトレンズ」(4%)だった。3割が利用している老眼鏡だが、使用していてストレスを感じるのはどのような点か聞くと、最も多い回答は「取り出してかけるのが面倒」、次が「いつも持ち歩く必要がある」だった。

老眼に対してどのような対策を行っていますか?

老眼対策でコンタクトレンズを使用している人はわずか4%だった。そこで、コンタクトレンズで老眼を矯正できることを知っているか尋ねたところ、56%が「知らない」と回答。遠近両用コンタクトレンズで矯正できる点をふまえ、「コンタクトレンズで老眼を矯正したいと思うか」と聞くと、51%が「思う」と回答した。

コンタクトレンズで老眼を矯正できることを知っていますか?