アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)は、2013年11月19日(火)に、「アフラック ペアレンツハウス大阪」の3周年を記念し、NHK大阪ホールにて、「チャリティーコンサート 2013 in 大阪」を開催した。

本チャリティーコンサート内では、歌手でタレントの早見優、ジャズヴォーカルグループのタイムファイブ、シンガーソングライターのより子、大阪市立扇町総合高等学校 吹奏楽部によるコンサート、そして、がんと闘う子供たちへの贈り物として、アフラックFacebookページのファンと作った「太陽のような元気いっぱいダック」を「がんの子どもを守る会」へ贈呈するセレモニーが実施された。

地元高校の吹奏楽部&早見優らによるチャリティーコンサート

アフラックはこれまで、「がんをはじめとする病気と闘う方々の力になりたい」という創業時の理念をもとに、保険商品やサービスの提供といった事業の枠を超えて、小児がんの子供たちや、その家族の支援をしてきた。2013年11月19日(火)にNHK大阪ホールにて開催された「チャリティーコンサート2013 in 大阪」もこの一環として、小児がんをはじめとする難病の子供たちのための施設である「アフラック ペアレンツハウス大阪」の設立3周年を記念して実施されたものだ。

「小児がんの子どもたちに夢と未来を!」をテーマに、小児がん支援の輪を広げること、そして、大阪府民にがん検診受診を促進することを目的に開催された本チャリティーコンサートは、大阪市立扇町総合高等学校吹奏楽部による「銀河鉄道999」の華やかな演奏で幕を開いた。そして、特別ゲストとして、歌手でタレントの早見優、ジャズヴォーカルグループのタイムファイブ、そしてシンガーソングライターのより子が登場。大阪市立扇町総合高等学校 吹奏楽部による、「We Love Osaka」「ふるさと」などの演奏後、早見優、タイムファイブの「オーバー・ザ・レインボー~虹の彼方に~」、「早見優ヒットメドレー」などが披露され、会場からは盛大な拍手が湧きあがった。また、自身も小児がんの闘病経験があるより子は、「Change my life」「あい」などの楽曲を演奏。「"生きる"をテーマに、自分の歌を通じて何かを伝えることができていたらとても嬉しいです」とコメントし、会場からは感動とともに大きな拍手がおくられた。

家族を支える日本初のサポート施設「アフラック ペアレンツハウス」

「アフラック ペアレンツハウス」は、小児がんをはじめとする難病の治療のため、自宅から離れた大都市圏の病院に入院・通院をする子供たちとその家族の、経済的、精神的な負担を軽減することを目的とした、日本初の総合支援センター。家族が1人1泊1,000円で、治療期間中に制限なしで宿泊できるほか、常駐のソーシャルワーカーによるメンタルヘルスケアを受けられるなど、総合的なサポート体制が整っている。これまで、2001年にアフラック日本社創業25周年記念事業として東京都江東区亀戸に1棟目をオープンして以来、2004年には創業30周年記念事業として同台東区浅草橋に2棟目を、そして、2010年に創業35周年記念事業として、大阪府大阪市に3棟目がオープン。すべての「アフラック ペアレンツハウス」は、アフラックの保険契約の有無にかかわらず、誰でも利用が可能となっている。

そのほか、施設内には、国内外の小児がん関連図書を集めた図書・情報コーナーや、子どもたちが安心して遊べるプレイルーム、自炊もできるダイニングキッチン、利用者同士での交流が図れるラウンジなどを完備するなど、我が家のようにくつろげる空間を心がけているという。運営は、東京・大阪ともに、公益財団法人「がんの子どもを守る会」の協力の下に行われ、運営費はアフラック社員や保険販売代理店であるアソシエイツ、アフラックによる寄付活動、募金活動によって支えられている。「アフラック ペアレンツハウス大阪」は、2010年のオープン以来、延べ11,000人が利用するなど、順調に運営が行われている。

小児がんと闘う子供たちに笑顔を! 「太陽のような元気いっぱいダック」

このたび開催されたチャリティーコンサートでは、「がんの子どもを守る会」より子供たちが来場し、「太陽のような元気いっぱいダック」の贈呈式が実施された。「太陽のような元気いっぱいダック」は、アフラックが展開しているアフラックFacebookページにて、アフラック、そしてファンの、「小児がんと闘う子どもたちに元気を与えたい」という気持ちから生まれた、オリジナルのダック。誕生にあたっては、アフラックFacebookページ内で、2013年3月よりファンからのコメントなどを募集し、その声をもとにダックのデザインが制作され、延べ3,825人の投票により、2013年6月にデザインが決定した。胸元の太陽のマークには、難病の治療と闘う子どもたちに笑顔を届けたいという想いが込められているほか、お腹の部分を押すと、「ゆかいな牧場」のメロディが流れ、目で見るだけでなく、耳で聴いても楽しい、かわいらしいダックに仕上がっている。

贈呈式では、アフラック 常務執行役員の村山芳史氏より、「がんの子どもを守る会」の子供たちに、「太陽のような元気いっぱいダック」のぬいぐるみが「みんなに元気になってほしい」というメッセージとともに、このプロジェクトの軌跡をまとめたフォトブック「生まれたよ! 太陽のような元気いっぱいダック」と併せて贈られた。

このフォトブックは、「太陽のような元気いっぱいダック」が生まれるにあたっての背景などをとりまとめた絵本仕立てのブックで、ファンから子供たちへ寄せられたメッセージも掲載されており、「子供の笑顔は世界の笑顔です。みんなで応援しています」や「決して、一人じゃない! 家族や友だちが見守って、 応援しているからね!」といった心温まる内容となっている。

今回の「チャリティーコンサート 2013 in 大阪」の開催や「太陽のような元気いっぱいダック」の制作にとどまらず、アフラックは今後も、難病治療を行う子供たちと家族を応援・サポートしたいという想いを込めて、ソーシャルメディアなどを通じて、アフラックファンと共にさまざまな施策を実施していくとしている。