パルシステム生活協同組合連合会は20歳~59歳の既婚女性を対象に、「家族の食卓に関する調査」についてインターネットリサーチを実施した。調査は11月1日~5日にかけて行われ、1,000名の有効サンプルを集計した。
家族が喜ぶ&よく登場するメニューは「カレー」
まず、「家族から最も喜ばれる手料理メニュー」と「食卓に最もよく登場する手料理メニュー」について尋ねた。「家族から最も喜ばれる手料理メニュー」で1位となったのは「カレーライス」(184件)、2位は「ハンバーグ」(138件)、3位は「鶏のからあげ」(96件)となった。
次に、「食卓に最もよく登場する手料理メニュー」について聞いたところ、家族から喜ばれる手料理と同じ「カレーライス」(199件)が1位となった。2位は「煮物」(123件)、3位は「野菜炒め」(68件)となっている。
家庭で人気の鍋料理は「すき焼き」
家庭で人気の鍋料理について聞くと、1位は「すき焼き」(53.6%)となった。2位は「寄せ鍋」(49.1%)、3位は「水炊き鍋」(40.3%)、4位は「しゃぶしゃぶ」(37.4%)、5位は「キムチ鍋」(36.3%)という順だった。
居住エリア別にみると、「水炊き鍋」は中国・四国地方(58.2%)、九州・沖縄地方(52.5%)で人気が高かった。全体では15.2%だった「もつ鍋」は九州・沖縄地方では40.0%、全体では9.5%だった「カニ鍋」は近畿地方では21.6%と、それぞれ他のエリアよりも人気が高くなっている。
食事での話題は「芸能ネタ・テレビのこと」
また、家族で食卓を囲む際にどのようなことが話題になっているか聞いたところ、最も多かったのは「芸能ネタ・テレビ番組のこと」(58.5%)だった。以下、「事件・事故のこと」(41.8%)、「家族でのおでかけのこと」(40.3%)が続く。子供が小・中学生の家庭の約2割は「ゲームのこと」も食卓で話題になっていることも分かった。